マスクツイートに反応

週末のBTC相場は底堅い展開。3万6000~3万8000ドル(約395万~415万円)のレンジを割り込むと、一時3万5000ドル(約385万円)割れまで値を下げたが、今朝方急反発、一時3万9000ドル(約425万円)を付けた。

BTCはエルサルバドルのBTC法定通貨正式採用と南米を中心とした歓迎の声もあり、再び上昇軌道に乗った。

しかしIMFが法的経済的に問題があるとし、BIS(国際決済銀行)高官も興味深い実験と冷ややかなコメントを示すなか、3万8000ドル近辺で上値を抑えられた。

またインドで暗号資産を資産クラスに加える可能性を指摘するインド紙の報道が出回る一方で、Binance傘下の交換所をインド当局が調査しているとの報道もあり、BTCは方向感のない取引が続いた。米国でも規制への強化、反対様々なヘッドラインが交錯した。

そうした中、注目のG7サミットへの警戒感もあり3万5000ドル水準に値を下げたが、共同声明骨子に暗号資産規制が明確に示されなかったことが好感され反発、さらにイーロン・マスク氏がテスラ社のBTC決済再開の可能性を示唆したことに反応、3万8000ドルを上抜けている。 


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