ビットコイン、昨日の下落要因と本日の注目材料

*BCH価格はBCHNを使用

昨日の下落要因

昨日のBTC相場は続落。日曜の3万3000ドル（約360万円）台から3万6000ドル近辺に一旦は反発したが、3万1000ドル（約340万円）台に下落した。

中国でのマイニング取締り強化が懸念される中、ハッシュレートの低下やブロック生成ペースの鈍化もあり一時3万3000ドル台を付けたが、ブロック生成が正常化したこともあり上昇に転じた。CMEの先物開始時に金曜日のクローズとほぼ同水準となる3万6000ドルでピークアウトすると、米FRBの早期利上げ観測を嫌気した金曜日の米株下落を受け日本株が一時1000円超下げる中、BTCもじりじりと値を下げた。

さらに中国農業銀行が暗号資産口座を閉鎖するとの報道が伝わると急落、3万3000ドルを割れまで急落した。その後は、中国人民銀行が市中銀行に対し暗号資産関連取引に関するヒアリングを行ったとの声明を嫌気し一時3万2000ドルを割り込んだ。

マイクロストラテジー社の4.89億ドル相当のBTC追加購入や米株の反発もあり一旦は反転したが、加当局のBybitへの警告などもあり、足元では再び3万1000ドル台に値を下げている。

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