仮想通貨市場にようやく底打ちが見えつつあります。

何度かお伝えしている月齢分析では、過去3回は満月の3日前に反発傾向にあります。

明日の金曜日は満月です。満月アノマリーで相場反転をする可能性があり、22日に反発していることから、かなり期待できるといえます。

参考:満月で相場反転 ムーンフェーズをビットコインの取引に生かす

●ビットコインの日足と月齢チャート

出所:トレーディングビュー


また、水星の逆行も23日で終わったため、アストロ分析的には底打ちの可能性が高いといえます。

参考:水星の逆行期にビットコインのトレンドが発生しやすい

過去3か月に起こった出来事の振り返り

さて、最近は価格下落や中国の規制などといったネガティブなニュースが多くなっていますが、一歩引いて中期的な材料を確認しておきましょう。

過去3か月に起こったビットコイン関連の主なニュースです。

日付 内容
6/23 ブロックチェーンキャピタルの3億ドルファンドにペイパルとVISAが参加
6/21 ハッシュレートが100EH/s以下に
6/21 中国農業銀行など4行とアリペイが仮想通貨の厳格な禁止を発表
6/20 マイクロストラテジー社、4.9億ドルのBTCを購入
6/15 マイクロストラテジー社 5億ドルの債権を売却しBTC資金に
6/15 ポール・チューダー・ジョーンズBTCを5%保有
6/14 テスラ社がBTC決済再開の可能性を示唆
6/9 中国の青海省がマイニングを禁止
6/9 マイクロストラテジー、機関投資家から4億ドルを調達すると発表
6/8 米司法省がパイプラインの身代金であるBTCを半数回収
6/6 エルサルバドルがBTCを法定通貨にすることを表明
5/27 億万長者のカール・アイカーン氏、仮想通貨投資の可能性に言及
5/25 レイ・ダリオ氏、ビットコインの保有を表明
5/3 Mogo社によるETH購入
5/1 FT紙が10億ドルの暗号資産関連ベンチャーファンド設立
4/5 グレイスケールによるBTC TrustのETFへの転換方針
3/30 Paypalが暗号資産による加盟店舗での支払いサービスを開始
3/29 VISAのUSDC受入れ
3/26 ニュージーランドの年金によるBTC購入報道

こうみると、ポジティブなニュースの方が非常に多いことが分かります。

値動きを見ても、コインベースの上場で相場が天井を付けてから2カ月が経過し、価格は半値ほどとなりました。しかし、ビットコインは毎年高値から半値以下になっています。

また、上昇トレンドは昨年10月から始まっており6カ月続きました。

上昇トレンドが6カ月ありましたから、2カ月程度下落と調整相場があっても自然なことです。

興味関心を示すGoogleトレンドを見ても、「ビットコイン」の落ち込みは底を打っているように見えます。

出所:Googleトレンド


先日起こったTITANの大暴落を除けば、ドージコインや名も無きアルトコインに個人投資家が群がる現象も起きなくなりました。

ここから米経済回復と金融緩和の終了とともに、仮想通貨の新しい相場が始まるのではないでしょうか。