ビットコインよりも強い動きとなっているイーサリアムですが、アストロロジー分析では下押しの可能性があるようです。
まずは、最近の月齢とイーサリアムのチャートをご覧ください。
出所:Tradingview
おおよそ、満月で底打ちとなり、新月が天井となるサイクルになっていることがわかります。
もっと細かく見ますと、過去4回は満月の3日前に底打ちするケースが見受けられます。
これは、月の満ち欠けと相場のサイクルの相関性があることが広まり、底打ちの前に買いを仕込む投資家が増えたことから、反発の日がずれ込んでいるのかもしれません。
参考記事:【満月と新月で検証】アストロロジーはビットコインに通用するのか?
もっとも、月齢と仮想通貨の相場のサイクルに相関性が高くなってきたのは2020年のコロナショック以降です。
それまでは、ビットコインは金との相関性がありました。しかし、コロナショック以降にインフレヘッジとしての新しい資産価値として注目されたことや、大規模な金融緩和により溢れた投資マネーの一部が仮想通貨市場に流入したことによりこれまでとは違った相場になりました。
株価との相関性も高まり、特にNYダウやナスダックとビットコインは近い値動きになってきています。
元々、NYダウと月齢は一定のサイクルが当てはまりやすく、特にリーマン・ショックなどの金融危機や大相場での天底は満月や新月であることがありました。
●コロナ・ショック前後のNYダウの推移
出所:Tradingview
株価との相関性が高くなったために、ビットコインやイーサリアムも月齢分析が成り立つようになったと考えることもできます。
さて、そう考えますとイーサリアムはもう一段の下落も警戒しておく必要があります。次の満月は6月24日です。
そのため、3日前である21日から24日の満月にかけて下落への警戒をしておくと良いのではないでしょうか?
月の満ち欠けを相場分析にするなんてオカルトだ!と考える方も多いと思います。ただ、過去4回連続も満月の3日前にボトムをつけている事実は見逃せないのではないでしょうか。ちなみに、5回前は満月の翌日がボトムとなっています。
ビットコインでも同じような結果となっており、月齢分析は仮想通貨市場でかなり驚異的な結果を残しているのも事実です。
このまま相場が上昇していけばこのシナリオは成り立ちませんが、今週相場が下落に転じた場合は21日から24日の満月に底打ちとなるシナリオを考えてみてはいかがでしょうか。