ビットコイン、5万ドルから反落の背景と今後の展開

5万ドルから反落

昨日のBTC相場は反落。月曜日に5万ドル（約550万円）突破に成功したが、5万500ドル（約555万円）近辺で上値を抑えられ、4万8000ドル（約530万円）割れまで値を下げている。

BTCは、ペイパル（Paypal）の英国での暗号資産サービス開始で5万ドル台に乗せると、バイナンス（Binance）の政府系ファンドからの資金調達の噂やVISAのNFT購入の報道などもあり5万500ドル（約555万円）近辺まで上昇した。しかし、この水準で上値を抑えられ4万9000ドル（約540万円）割れまで反落した。今週末に期限を迎える、5万ドルストライクのオプションの影響を指摘する声も聞かれた。

中国当局の締付けで低迷していたハッシュレートが、5月に国務院の声明当時の水準に戻ったこともあり、一旦は下げ止まった。しかし、ハッシュレートの回復が一時的なものに終わると5万ドル回復に失敗、さらに値を下げた。

マイクロストラテジー社が177百万ドル相当のBTC購入を明らかにするも相場は軟調に推移したが、CoindeskがシティがCMEのBTC先物取扱いに向けて準備していると報じたこともあり、4万8000ドル割れ水準で下げ止まっている。

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