8月3日に、ビットポイントジャパンはカルダノ(ADA)を8月中に取り扱い予定であることを発表しました。
参考:日本初!ADA(エイダコイン)近日取扱い開始予定のお知らせ
この発表を受け、軟調に推移していたADAは反発。139円から150円まで7%ほど上昇しました。
●カルダノ(ADA)1時間足チャート
国内でADAの取り扱いは初となるため、ホワイトリストに登録されることとなります。
ビットポイントジャパンは3月にも国内初となる仮想通貨(暗号資産)としてトロン(TRX)の取り扱いを発表しており、審査能力や管理・運用体制の高さを感じます。
カルダノ(ADA)とは
ADAはオリジナルのブロックチェーンをもち、カルダノネットワークの基軸通貨(ネイティブトークン)です。
カルダノのビジョンは、ブロックチェーンプラットフォームとして、チェンジメーカー、イノベーター、ビジョナリーを掲げています。
そして提唱者であり開発リーダーは、イーサリアムの開発者でもあった天才数学者チャールズ・ホスキンソン氏です。
時価総額:4兆5000億円
発行上限:450億枚
承認方式:PoS
上場時期:2017年9月30日
管理団体:カルダノファンデーション
24時間の売買代金:約2500億円
※2021年8月4日時点
ADAは決済用の仮想通貨ではないものの、過去にはお笑い芸人で実業家のたむらけんじ氏が経営する焼き肉店『炭火焼肉たむら』でADA決済が導入されたこともありました。
カルダノネットワークは、PoSを採用しているため、保有しているADAでネットワーク参加することにより、報酬を受け取ることができるステーキングシステムが構築されています。そのため、ADAを保有する多くの投資家がステーキングを行っているそうです。
こうしたことから、流通するADAが少なくなり需給が良くなり価格が上昇しやすくなっているという噂もあります。
ADAは2017年に上場して以来、時価総額上位を維持しており、8月4日時点ではバイナンスコイン(BNB)に次ぐ5位となっています。
●カルダノ(ADA)の価格推移
期間:2017/10~2021/8 出所:CMC
仮想通貨ブームの2018年1月に125.45円を記録した後は、2020年には2.5円まで低迷。その後は、2020年後半の仮想通貨ブームで再び急騰し、252.56円まで100倍以上に急騰する激しい値動きとなっています。
今後実装されるスマートコントラクトが導入予定であり、DApps(分散型アプリケーション)の開発・利用されることも予想されます。
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