ビットコイン、テーパリング加速で売りとは言い切れない？

一時5万9000ドル台回復

昨日のBTC相場はもみ合い推移。未明に5万9000ドル（約670万円）トライに失敗、失速するも5万6000ドル（約635万円）割れでサポートされると、今度は5万9000ドル乗せに成功。その後も5万6000ドル～5万9000ドルのレンジでの取引に終始した。

BTCは月曜日の朝方5万3000ドル（約600万円）から5万8000ドル（約655万円）台に急反発後。上値が抑えられていたが、マイクロストラテジーのBTC追加購入（7002BTC）やJドーシー氏のツイッター社CEO退任と暗号資産事業専念観測を受け上昇に転じた。

ファイザー社CEOが同社の飲み薬はオミクロン株に有効で、新ワクチンも100日以内に供給見込みとし、さらにバイデン大統領の「懸念するがロックダウンはしない」との発言に米株が反発する中、BTCは上昇した。

しかし5万9000ドルトライに失敗すると、日本株の下落もありBTCはじりじりと値を下げ、モデルナ社CEOが既存ワクチンの有効性が低下するとのコメント受け一時5万6000ドルを割り込んだ。その水準で下げ止まり、ETHが26日の戻り高値を上抜けるとBTCも連れ高となり5万9000ドルを上抜けた。

その後、FRB議長のテーパリング加速との発言に失速したが、インフレは一過性と言えないとのコメントもあり底堅さも見せている。

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