金融アルゴリズムの世界的プラットフォームを手掛ける株式会社Smart Tradeは、『エメラダ・エクイティ』にて株式投資型のクラウドファンディングによる資金調達を実施。
2/15(木)よりスタートし、1日経過した現在では既に70%の資金調達を達成しているほどの注目度の高さとなっています。
・クラウドファンディング概要
会社名: 株式会社Smart Trade
使用用途:AIによる仮想通貨の投資アルゴリズム開発
調達金額:7000万円
投資金額:1個あたり7万円。2個、5個、7個
サービス開始目途:2018年夏頃
◇参考資料
出所:エメラダ・エクイティ
仮想通貨のAIアルゴリズム投資に関して
Smart Trade社はこれまで日本株式の投資アルゴリズムにて実績をあげていました。
今回はビットコインの買い戦略を機械学習にて開発。自動売買ではなく、買いサインを通知するというサービス提供となっています。
ビットコインの取引高は、日本の大手取引所bitFlyerで1日250億円程度。売買が集中した場合に、流動性の問題から価格が大きく動くという問題も課題にありそうです。
そういった投資家不安の解消のために、エメラダは投資家と企業側を結びつけるイベントを開催。投資家と企業の代表との懇親会を開催する予定だといいます。
仮に今回投資を行うと、新株予約権を受け取るかたちとなります。
この場合に投資資金を回収する方法としては、上場かM&A。
3年から5年後を目途に同社の上場を見込んでいるといいます。その為に、資金調達を行う企業はかなり厳選しており、同社の株主には日本政策投資銀行グループのDBJキャピタル投資事業有限責任組合も入っています。
参考までに、米国の株式投資型クラウドファンディングでは約46%が上場しているというデータがあります。
類似企業では、昨年上場したトレードワークス(3997)がありますが、 初値は公募価格比で11,400円。上昇率は518.2%という異常値を出すほどの人気となりました。
同社がこのようになるという保証はありませんが、もし上場までいけば2016年から2017年4月以前のビットコインを購入するようなイメージかもしれません。
クラウドファンディングへの参加方法
今回のクラウドファンディングへの参加方法は、エメラダ・エクイティへ口座開設を行い、投資する流れとなります。
口座開設は最短で2営業日ほどとなっていますが、エメラダの広報によると「問い合わせが急増していることから、少しお時間をいただくかもしれない。」とのこと。
仮想通貨で利益をあげた人は、再度仮想通貨への投資を行ったり、株式へ振り分ける人も多いようです。
今回のアルゴリズム取引が完成すると、仮想通貨投資家としても恩恵を受ける可能性があることから、こういった新しい分野への投資も選択肢としてアリかもしれませんね。
>> エメラダ・エクイティへ
2/22(木)追記:
同クラウドファンディングは、好評につき3000万円の募集枠を追加予定となっています。
2/27(火) 18:00よりエメラダ・エクイティのサイトで追加募集が開始されるかと思いますので、今回間に合わなかった人でもまだ投資するチャンスがあります。
仮想通貨事業投資の人気の高さが伺えますね!
3/7(火)追記:
第2回目の約3000万円の募集は、なんと30分以内で募集総額に到達したそうです。
恐らく、1回目の募集に間に合わなかった人が集中したのではないでしょうか。
これで開発リソースをより強固に整えることができ、夏頃にリリースされるサービスが楽しみですね!
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。