ポイント
・3万1000ドル台から2万9000ドル台に行ってこいの展開
・米株先物の失速をきっかけに下落、CME先物窓埋めで下げ止まる
・Papalの送金開始、シタデル・Virtuなどの本格参入報道で反発
・「波高きは天底近し」方向感は出ていないが、大底が近いしるしか
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は下に行ってこい。3万1000ドル(約410万円)台半ばで上値を抑えられると、2万9000ドル(約385万円)台前半まで急落したが、未明から今朝方にかけて31,000ドル台半ばに急反発している。
10週連続陰線を回避した週明けのBTCは買い安心感もあり3万1000ドル台まで上昇したが、同水準で先週形成したヘッドアンドショルダーのネックラインに上値を抑えられていた。
ロイターがBinanceで数年にわたり23.5億ドルのマネロンが行われていたと報じ、Forbes紙で同社が反論したが、Bloombergが米SECがBNBを調査していると報じると暗号資産市場に動揺が走ったが、BNBが値を下げる中、BTCは底堅く推移した。
しかし、アジア株がオープン後、米株先物が急落すると、BTCは値を崩し始め、2万9000ドル台前半まで急落した。
月曜日に開けたCME先物の窓埋めが完了、6月に入っての安値水準でサポートされると、しばらく2万9000ドル台半ばで下げ渋った。
米株が上昇して始まると、BTCは3万ドルを回復、更にPaypalがNY州のライセンスを取得し、暗号資産の送金サービスを開始すると発表、CoindeskなどがシタデルとVirtuがフィデリティやチャールズ・シュワブとコンソーシアムを組み、年内ないし来年早々に暗号資産プラットフォームを提供すると報じられるとBTCは3万1000ドル台半ばまで急反発した。
足元では、ドル建てで前日の上値を抜けきれなかったこともあり、若干反落している。
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