ポイント
・3万ドルを挟んで乱高下
・本日のECB理事会、明日の米CPI、大型カンファレンスとイベントが続く
・ECBが利上げする場合、金融引き締めでBTC売りか、ドル売りでBTC買いか
・明日以降もイベントが続くので極端な値動きにはなり難いか
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は乱高下しつつも横ばい推移。未明に2万9000ドル(約390万円)台から3万1000ドル(約415万円)台に反発、その後、失速するも3万ドル(約400万円)割れではサポートされるなど底堅い展開となっている。
昨日未明にかけてPaypalが暗号資産の送金サービスを開始すると発表、シタデルとVirtuがフィデリティやチャールズ・シュワブとコンソーシアムを組み暗号資産プラットフォームの提供を計画するなど大きめのヘッドラインで、BTCは3万1000ドル台を回復。
しかし、ドル建てで前日の高値を抜けきれずにいると、このところ調子が良かったカルダノ(ADA)やソラナ(SOL)などのアルトコインが失速、BTCも3万ドル近辺まで下落した。
すぐさま反発するも、上値の重い展開が続くと、昼頃に3万ドル割れに下落した。しかし、同水準でサポートされるとじりじりと値を戻していった。
注目のロシア・トルコ外相会談だったが、ウクライナ外務省が同国の利益を考慮しない同意は拒否するとしたが、トルコ側はロシア・ウクライナ・トルコ・国連の4者会談に意欲を見せており、市場への影響は限定的にとどまった。
米株オープンに向けBTCは上昇したが、UAEの石油相が原油価格のピークはまだ先とコメントしたこともあり、原油価格が上昇、一時123ドルに達する中、米株は失速、BTCも上値が重い展開が続いている。
【新着・関連記事】
・今日の見通し|底堅い展開を予想
【必見】ビットコインのレバレッジ取引で利益を出すために知っておきたいポイント