ポイント
・2万1000ドル台へ上昇
・ウォーラー理事「景気後退懸念は誇張」
・暗号資産市場の信用不安も解消方向
・市場の目線が下がっており、雇用統計にはポジティブに反応しやすいか
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は堅調な展開。2万ドル(約270万円)近辺でのもみ合い推移が続いていたが、海外時間に2万1000ドル(約285万円)をブレークすると、2万2000ドル(約300万円)近くまで上昇した。
連休明けの米株市場が連騰したことやFTXのサム・バンクマン・フリードCEOが暗号資産企業を支援するために数十億ドルの用意があり、最悪期は過ぎたとの認識を示したこともありBTCはレンジを切り上げ2万ドル台での推移が続いた。
一方、破産したThree Arrow CapitalによるGenesis Tradingの損失は親会社Digital Currency Groupによってカバーされると報じられ、また債務危機がささやかれていたセルシウスがMakerへの債務返済を完了、解放された担保資産を今度はFTXに送付したと伝わり、信用不安は徐々に後退していった。
そうした中、米株が小高く始まるとBTCは前日の戻り高値を抜けて2万1000ドルをトライ、しばらくもみ合ったが、ウォーラーFRB理事が市場の景気後退懸念は誇張されているとコメントすると2万1000ドルを抜けて2万2000ドル手前まで上昇した。
【新着・関連記事】
・今日の見通し|底堅い展開を予想
【必見】ビットコインのレバレッジ取引で利益を出すために知っておきたいポイント
・ビットコインのレバレッジ取引は楽天ウォレット|おすすめポイントや口コミを紹介