ポイント
・2万2000ドル台乗せも上値を抑えられる
・イーロン・マスク氏のTwitter社買収撤回や上海でのBA.5株発見で米株先物下落
・上海でのコロナ動向や水曜日の米CPI次第ではリスクオフ再燃も
・BTCはこの水準で上下を続けながら、徐々に底を固めていく展開か
週末のBTC相場
週末のBTC相場は(戻り)高値圏でのもみ合い推移。暗号資産市場での信用不安の連鎖に一服感が見られ、また連休明けの米株市場が3連騰となったことを受け、BTCは2万1000ドル台にしっかり乗せると、アジア時間には2万2000ドル台乗せに成功した。
同水準で達成感もあり上値を抑えられると、安倍元首相が演説中に銃撃されるというショッキングなヘッドラインが伝わり、後場の日本株がリスクオフで値を下げる中、BTCは2万1000ドル近くに値を下げた。
注目の米雇用統計は非農業部門雇用者数が予想26.5万人を実績37.2万人と上回ったが、米長期金利が急上昇、米株は値を下げてスタートした。
金利の上昇が一服すると米株が上昇に転じ、BTCも切り返し、2万2000ドルにワンタッチするも抜けきれずにいた。
米株クローズ後にEマスク氏がTwitter社の買収を撤回すると、BTCは上値を重くし、コロナ関連でマカオのビジネスオフィスが1週間クローズすることとなり、更に上海で新型BA.5株の感染が確認されたと報じられると、BTCは2万1000ドルを割り込んだ。
CMEの先物開始前に窓埋め方向に上昇を始めたが、週末のTwitter買収撤回や上海のロックダウン再開懸念もあり米株先物が下げて始まると、BTCも上値の重い展開が続いている。
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