ポイント
・2万ドルを割り込む
・マージ直後は上昇も、その後失速
・ETHWも無事稼働開始も価格は下落
・一方で、ETHの発行量は劇的に減少しており、いずれ価格に反映しよう
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は上値の重い展開。未明に一時1万9000ドル(約270万円)台を付けた後、しばらく2万ドル(約285万円)台での取引が続いたが、昨晩再び1万9000ドル台に値を下げている。
火曜日のCPIショックで一時2万ドルを割り込んだBTCだが、その後はETHの大型アップデート・マージを控え2万ドル台での小動きに終始した。
日本時間の15時半過ぎマージが完了、ブロック形成も問題なく進むとVブテリン氏がマージの成功をツイート、ETHは一旦上昇した。
しかし、すぐさま値を戻すと、次の注目はETHから分岐したETHWが稼働するかに移った。
BybitやFTXなどがETHW取引を開始、ETHW運営側が稼働をツイートしたが、相場は売り優勢でETHW価格は下落。若干失望感が広がる中、米株が反落を始めたこともありETHが大きく下落、BTCも2万ドルを割り込んだ。
また同じ頃、ゲンスラーSEC委員長が上院公聴会に出席、殆どの暗号資産が証券に該当する可能性があると指摘する一方で、暗号資産の性質の即した登録方法を考え出す必要があるとした。
これを受け今朝方WSJは同委員長がPoS移行後のETHについても証券として規制する可能性を示していると報じ、若干値を戻していたBTCも上値を重くしている。
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