ポイント
・一時1万8000ドル乗せ
・BinanceのCZ氏の発言で安心感
・タカ派なFOMCでも下げ渋る
・SBF氏逮捕、Binanceの資金流出、タカ派なFOMCと売り材料こなし前途は明るそう
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は底堅い展開。1万7000ドル(約230万円)台後半からじりじりと値を伸ばし、一時1万8000ドル(約245万円)台に乗せるが、1万7000ドル台に値を戻し、上に行って来いの展開となった。
一昨日のSBF氏逮捕で下げ渋ったBTC相場は、Binanceからの資金流出の引き金のひとつとされた出金を行ったジャスティン・サン氏が逆に入金を行ったとツイートし、BNB(Binance Coin)が切り返し、BTCも上昇した。
弱めのCPIを受けBTCは更に上昇、一目均衡表の雲の下限を上抜け1万8000ドルに迫ったが、FOMCへの警戒感もあり米株が失速するとBTCも上値を重くした。
その後、様子見姿勢から動意の薄い展開が続いたが、資金流出のヘッドラインが続いたBinanceのCZ氏がSNSのAMA(Ask Me Anything)で資金流出が一服したとの見方を示したことで、安心感からかBTCは再び上昇、1万8000ドル台乗せに成功した。
注目のFOMCでは事前予想通り50bpの利上げとなったが、2023年末のFF金利予想の中央値が5.125%とFF先物市場の織り込みを大きく上回ったことから米長期金利が急上昇、米株も失速する中、BTCは1万7000ドル台後半に値を下げた。
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