ビットコインは軟調な展開が続いています。
仮想通貨市場よりも金融市場が米中の貿易戦争を懸念して不安定な状況ですね。
さて、久しぶりにビットコインの送金の話題にいきましょう!
国内取引所のビットコイン送金手数料比較
国内の主要取引所のビットコインの送金手数料をまとめです。
取引所 | 送金手数料 | スピード | 売買手数料/スプレッド |
---|---|---|---|
bitFlyer | 0.0004BTC | 〇 | 無料 |
coincheck | ※0.001 BTC | △ | 無料 |
QUOINEX | 無料 | × | 無料 |
Zaif | 0.0001BTC以上選択可 | △ | maker -0.05%、taker -0.01% |
BITPoint | 無料 | 〇 | 無料 |
GMOコイン | 無料 | 〇 | スプレッド:20,000円 |
bitbank | 0.001 BTC | 〇 | 無料 |
DMM Bitcoin | 0.0008 BTC | 未確認 | スプレッド:3,500円前後 |
※コインチェックユーザー間の送金手数料は無料
※bitFlyerはbitwireを利用するとユーザー間の手数料無料
Zaifに続きbitFlyerが送金手数料を0.0008BTCから0.0004BTCまで引き下げました。
参考:bitFlyer、Zaifが仮想通貨の送金手数料を改定
個人的にはDMM Bitcoinのビットコインのスプレッドが前回30,000円ほどだったのが劇的に縮小している点に注目です。
参考:取引所のビットコイン送金手数料まとめ(2018年1月)
GMOコインも狭くなっていますが、ここまで劇的な縮小は驚きですね。
さて、ビットコインの送金手数料は以前よりもさらに減少しております。
Bitcoinist.comによる実験によると、ウォレットから送信した際の手数料はわずか0.01ドル(約1円)であったといいます。
大石さんもツイートされていましたね。
出所:Twitter
そして、ビットコインの平均取引手数料は、1.27ドル(約133円)となっており2017年5月以来の最低水準です。これはビットコインの価格が200万円を越えており、未確認取引件数が20万件となっていた時の平均手数料の55ドル(約6000円)と比較すると驚きの状況です。
これは世界的なビットコイン価格の縮小からアービトラージ取引の旧減少に加え、SegWit取引が着実に増加しており、取引の30%から35%を占めるようになったことも要因としてありそうですね。
記事執筆時点の2018円3月26日夕方の未確認取引は約1000件。
総取引手数料は半減しています。
◇総取引手数料(USD)
これだけ手数料が減少するとマイナーは大変そうですが、データを見る限りではそれほど収入は減少していないようです。
◇マイニング収入(USD)
直近の注目点はやはりライトニングネットワークで、ライトニングアプリやウォレット、少額支払いに対応する支払いシステムなどが登場している模様です。今後、ビットコイン価格が上昇したときには再び取引所間での価格差が開き、アービトラージ取引が急増することが考えられます。
しかし、そんな時にライトニングネットワークを利用すれば実決済のコストはほとんど掛からなくなるでしょう。
これが本来のビットコインの利用される理由ですので、その時が来るのが楽しみですね!
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