今回は宝くじ向けの仮想通貨であるクオンタをご紹介いたします。
「えっ、宝くじ?どうせ当たらないでしょ。」
仰る通りです。しかし現代の宝くじに限って言いますとそれだけではないのです。まず宝くじを当てる事自体が大変ですが、宝くじを当てたあとどうなるかご存知でしょうか。
実は宝くじは法律で「還元率が50%を超えてはならない」と定められており、当選金から50%および、経費などを差し引いて実際に得られるのは当選金の45%程度と言われています。
これは競艇や競馬、パチンコと比べても随分低いため、どれだけ割の悪いイベントかお分かりでしょうか。
さて書き出しが長くなりましたが、クオンタは「経費が掛からない透明で公平な宝くじを行うためのプラットフォーム」となります。
まずは基本情報や特徴からお話しますが、期待情報だけ見たい方は一気に「3.仮想通貨クオンタの将来性」までスクロールしてください。
- 1.仮想通貨クオンタの基本情報
- 2.仮想通貨クオンタの特徴
- 3.仮想通貨クオンタの将来性
- 4.仮想通貨クオンタのチャート
- 5.まとめ
1.仮想通貨クオンタの基本情報
1-1.基本情報
通貨名/通貨単位 | Quanta/QNTU |
公開日 | 2018年 2月 7日 |
プラットフォーム | イーサリアム |
タイプ | ERC-20 |
公式サイト | https://www.quantaplc.im/ |
GitHub | https://github.com/quantaplc |
売買可能な取引所 | なし ※将来性を参照 |
1-2.概要
Quantaは、ブロックチェーンベースのプロジェクトで、イーサリアムのスマートコントラクトを活用し、完全に公平で透明性のある宝くじです。
2年間をかけ、世界初のブロックチェーン企業としてのギャンブルライセンスの取得と開発を進め、2018年2月7日に最初のプロダクトとなる「Quanta Lottery」をローンチしました。
数値アルゴリズム(乱数生成)の実装により、Quantaはギャンブルにおける不正行為および不正操作を最小限に抑えることができます。
これによりゲームへの信頼を深め、より公正で公平な宝くじ環境を提供します。
2.仮想通貨クオンタの特徴
・驚異の還元率
スマートコントラクトは「契約の自動化」という意味です。動作のイメージとしては「自動販売機のような全自動システム」と1われています。
つまり、イーサリアム上で動作するクオンタの宝くじはお店の存在や人の介在がありません。
これらが無いという事は当然経費も掛かりませんので、運営次第で60~80%という高い還元率を実現する事ができるといわれています。
現代の宝くじと比較しますと大きな差ですね。
不正行為が出来ない
先ほど人が介在しない自動システムと説明しました。これはつまり不正行為がほぼできないという事です。
さらに取引を含むすべてのデータは、ブロックチェーンに記録されるため限りなく透明な運用ができるのです。
3.仮想通貨クオンタの将来性
QNTU、スイス最大取引所「Lykke」への上場決定のお知らせ
つい最近大きなニュースがありました。
なんとスイスの大手取引所・Lykke ExchangeにQuantaのユーティリティ・トークンであるQNTUが上場することが決定しました。
上場日は2018年5月16日だそうです。
「Lykke Exchange」は規制対応を重視する暗号通貨取引所で、LykkeというスイスのFinTech企業が運営しています。
Lykkeの創設者兼CEOのRichard Olsenは、「Lykke ExchangeにQNTUが加わることを大変嬉しく思います。今回の上場により、ギャンブル業界からの投資や取引のさらなる機会をLykkeにもたらします」と述べ、QNTUの上場を歓迎しました。
Quantaを代表し、CFOのSteven Ormond-Smithは、「Lykke Exchangeへの上場は、今年2月にプロダクトをローンチしたQuantaにとって非常に大きな一歩です。Lykkeへの上場により、Lykke Walletを通じて、QNTUの取引が迅速
に行えるようになります」と、上場の意義を語りました。
Lykke取引所でのQNTUトークン取引は、2018年5月16日に開始される予定です。
この契約により、QNTUは、多数の暗号通貨とトークンを有するLykke Netherlands B.V.の取引所においての売買が可能になります。さまざまな地域の投資家が、Lykke NLの取引所に、iOSとAndroid用の無料のLykke Walletのアプリ
を通じてアクセスできます。
LykkeおよびQuantaの概要は以下の通りです。
<Lykke Groupについて>
Lykkeは、世界市場に対し資産のスムーズな取引を実現するため、2013年に設立されたスイスを本拠地とする多国籍Fintech企業です。Lykkeは、クリプトバレーに代表されるように、暗号通貨やブロックチェーン産業における先進国スイス有数の暗号通貨取引所です。
Lykkeは、FXトレードプラットフォームなどのサービスを提供し、日本を含む世界8箇所に金融拠点を持ち約200カ国にクライアントを有すOANDAの創業者・元CEOのRichad Olsen博士によって創設されました。Oandaは、GoogleやFedEx、TESLAなど数々の世界的企業にサービスを提供しています。
Richad Olsen博士に率いられるLykkeは、バングラデシュ政府とのブロックチェーン技術を使った共同開発を行ったり、KPMGと戦略提携を組み税務申告サービスを提供するCrypto Taxとのパートナーシップを組むなど、世界中の優良企業と提携を行っています。
ブロックチェーンを含む飛躍的なテクノロジーの力を活用した財政の民主化、地域に依らない金融市場へ平等なアクセスの促進、市場の非効率性の排除といったミッションを掲げています。
Lykke公式:https://www.lykke.com/
4.仮想通貨クオンタのチャート
執筆時点は未上場です。
5.仮想通貨クオンタのまとめ
簡単にまとめます。
- ・クオンタとは現代の宝くじと一線を画すシステム
- ・全自動で動作するため経費が掛からず、現代の宝くじより還元率が高い(運営次第で60~80%にも)
- ・運営や第三者による不正行為が出来ないため、透明性が高い
- ・これから上場するため、先駆者になれる可能性がある
以上です。
いかがでしたか?クオンタはこれからLykke Exchangeに上場します。
興味のある方は購入の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。