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VeChain(VET)の高騰と将来性についての考察

筆者: 千歳悠

仮想通貨市場が市場全体として値下がりの傾向を示すなか、管理プラットフォーム型のブロックチェーンであるVeChain(ヴィチェーン)の仮想通貨であるVETの値上がりに注目が集まっています。

◇ヴィチェーン/円(VET/JPY)4時間足チャート

特に8月16日から18日にかけての高騰は、市場が全体的に下落傾向だったにも関わらずVETは引きずられることなく上昇しています。

今回はVETの高騰の要因はどこにあるのか考察していきましょう。

高騰の要因

VeChainはスマートコントラクトを実装したブロックチェーンによる管理プラットフォームです。例えば、物流や食料品、医薬品などのあらゆる業界で商品の流通や正規品であることの※証明、判別などの管理を容易にします。
※NFCチップという正規品を識別できるブロックチェーンで管理可能なチップを埋め込むことで正規品であることを証明する
つまり、あらゆる業界やIoTなどに対して、ブロックチェーンによる総合的な管理を行うプラットフォームと言えるでしょう。

価格上昇の要因に目を向けてみると、NTTドコモのオープンパートナーシップに参加したことが大きな要因の1つと言えるでしょう。ドコモとのパートナーシップを最大限に活用したうえで、日本政府や日本企業に対してVeChainの優位性を示し、説いていくとしています。

加えて、2018年に入りドイツの物流大手であるDB Schenker、BMWと提携、世界4大会計事務所であるPwC(プライスウォーターハウスクーパース)の香港及びシンガポール法人による株式取得など、今後を大きく左右するビックニュースを次々と発表してきました。

これらが材料となり、ユーザーや投資家に対して大きく存在感をアピールできたことから、価格の上昇に繋がっていると見ていいでしょう。

VeChainの将来性

先に述べた通り、2018年にあらゆる産業の大手企業と提携を行っています。自動車や通信、物流など、人々の生活において欠かせないインフラや人類の未来のインフラのかたちであるIoTに関しても、その特性から優位性を持っています。

また、仮想通貨に対して非常に厳しい姿勢を取っている中国政府とも提携を行っており、NEOなどと並び中国政府が受け入れた数少ない仮想通貨の一つとなっています。

現在までの動向を加味すれば、今後も提携を拡大していくことは間違いないため、ユーザーや投資家の注目度はますます上がっていくことでしょう。

そして、PwCによる株式取得はPwCの事業戦略にとってVeChainのブロックチェーン技術の高さを評価してのことだと推察されます。この株式取得は、今後PwCが利用するブロックチェーン関連事業でVeChainが利用されると言われており、PwC香港は「VeChainと共同で同ブロックチェーン上でのサービス展開を検討」とコメントしています。

こういったことから、VeChainの将来性は非常に高く、投資対象としても魅力的だと言えるでしょう。

 

※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

千歳悠

千歳悠

2015年から兼業ライターとして活動。仮想通貨に出会ったのは2017年5月からで、現在では金融・IT・ビジネスを得意とするライターとなる。客観的に物事を見たうえで、難解で分かりにくいものをわかりやすく伝えることを心掛けている。 趣味は、読書と体力作り。興味があれば何でも読む。

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