ベネズエラのケンタッキーフライドチキン(KFC)で主要アルトコインDASHでの決済が可能になることをDASHNEWSの公式Twitterが発表した。
Major News! #KFC
is joining 2440 #Dash accepting merchants in #Venezuela
@Dashpay continues to lead from the front as the leading #Cryptocurrency for payments & e-commerce! Instant, secure & user friendly $Dash is digital cash, everyday payments made easy!
pic.twitter.com/XrR1guPeyh
— Mark Mason (@StayDashy) December 7, 2018
世界的なブランドにDASH決済が導入された意義
DASHNEWSのディレクターMark Mason氏はこの発表について以下のようにコメントしている。
「ベネズエラでKFCがダッシュの2440の加盟店に加入しました。ダッシュペイは主要な暗号資産として決済とEコマースをリードしています。即時性があり、安全で、ユーザーフレンドリーなデジタルキャッシュであるダッシュは、毎日の支払いを簡単します。」
この事業を支援するのはDash Help、Dash Merchant Venezuela、そしてDash Textの共同創設者であるAlejandro Echeverríaだ。同氏は今回の取り組みの重要性について、Forbesの取材で以下のように述べている。
「KFCのような世界的に認知度のあるブランドにダッシュのペイメントが受け入れられたことは、ユーザーの視点だけでなく売り手(店舗)にとっても、ダッシュを採用してもらう継続的なトレンドとして重要な実績になる。」
インフレ率100万%のベネズエラ経済が背景
ベネズエラでDASHの決済が採用されている背景として、国内での経済危機がある。ベネズエラのインフレ率は2018年内に100万%(10000倍)にも到達する見込みで、自国の法定通貨の信用は崩壊しつつある状況だ。
経済危機を受けて、ベネズエラではBTCをはじめとする仮想通貨を買い求める動きが活発になっており、決済手段としての信用を得つつある。その動向に注目したDASHが、ベネズエラでの積極的なDASH決済の導入に奔走しているという構図だ。
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