ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

博報堂、デジタル広告をブロックチェーンのトレカとして集める新サービス開発

2019/02/02 02:44
Coin7

CollectableAD(コレクタブル・アド)のエコシステム

博報堂が発足した『HAKUHODO Blockchain Initiative(博報堂ブロックチェーンイニシアティブ)』は生活者がデジタル広告をトレーディングカードのように集めることで企業から特典を受けられる新サービス『CollectableAD(コレクタブル・アド)』をユナイテッドとShanghai Qi Yin Information Technologyで共同開発したと発表した。

生活者が主体的に楽しむプロモーション

コレクタブル・アドはブロックチェーンの持つ情報の信頼性という特徴に着目し、生活者がより主体的に広告を楽しむことで、企業と生活者のエンゲージメントを高めるプロモーション手法だ。

デジタル広告をデジタルアセット化(トークン化)することで、生活者は広告をトレーディングカードとして保有することができる。

トレーディングカードはブロックチェーンで管理され、情報の安全性が担保されている。そのため、ユーザー同士でトレーディングカードを交換して交流することもできる。

ユーザー同士が広告を通じてコミュニケーションを行うことで、共通の価値観を持った者同士の「コミュニティ」を形成することが狙いだ。

CollectableAD(コレクタブル・アド)のエコシステム

CollectableAD(コレクタブル・アド)のエコシステム

ユーザーは日常生活で目にする広告を『クリエイティブ』と呼ばれるトレーディングカードとして収集することができる。

WEBサイト内のディスプレイ型広告のうち、コレクタブル・アドに対応しているものはランディングページに遷移することでクリエイティブを獲得できる。クリエイティブは他のユーザーともトレードすることができる。

決められた一色のクリエイティブを揃えれば、企業から商品やサービスなどの特典を受けることができるエコシステムとなっている。

HAKUHODO Blockchain Initiative(博報堂ブロックチェーンイニシアティブ)とは

博報堂は2018年9月にHAKUHODO Blockchain Initiative(博報堂ブロックチェーンイニシアティブ)を発足させた。同プロジェクトはマーケティング領域でのブロックチェーンソリューションの開発を担う。

今後は社外パートナーとして、ブロックチェーンの技術企業やシステム・サービス開発企業、トークン設計コンサルティング企業などと連携して、生活者が主役となる「生活者主導社会」の実現に向け、企業と生活者の間に双方向の新たな関係を築く支援を行う。

世界のブロックチェーン×広告の潮流

ブロックチェーンを活用したプロモーション手法は世界でも広がりを見せている。特に注目されている分野は「アド・フラウド」対策だ。

アド・フラウドとは広告詐欺のことで、広告代理店やアドテク企業が広告キャンペーンでbotなどを利用して不正にクリックやimpを水増して、虚偽のレポートを広告主に報告する問題だ。

広告キャンペーンの運用はそれほど複雑でブラックボックス化しやすいため、安全性の高いブロックチェーンでキャンペーンを運用する。

キャンペーンはブロックチェーンのネットワーク参加者によって監視され、監視の報酬としてトークンを受け取ることができるサービスもある。

博報堂の開発するコレクタブル・アドはその潮流からは外れた意外性のあるサービスだが、生活者に新たな広告の価値を提供できるか、注目が集まる。

HAKUHODO Blockchain Initiativeの関連記事

博報堂、ブロックチェーン×リアルタイム配信サービス『TokenCastMedia』を開発

博報堂によるブロックチェーン技術を利用したマーケティングソリューション開発プロジェクト『HAKUHODO Blockchain Initiative(博報堂ブロックチェーンイニシアティブ)』はリアルタ … 続きを読む 博報堂、ブロックチェーン×リアルタイム配信サービス『TokenCastMedia』を開発

ブロックチェーン×広告の関連記事

なぜブロックチェーンはデジタル広告に破壊的なイノベーションをもたらすのか

ブロックチェーンと聞くと「仮想通貨に利用される技術」という印象が持たれがちだが、仮想通貨以外にも用途はたくさんある。 あらためて振り返ると、ブロックチェーンが画期的である所以のひとつはプロダクトに「非 … 続きを読む なぜブロックチェーンはデジタル広告に破壊的なイノベーションをもたらすのか

次世代ブラウザ『Brave(ブレイブ)』の概要、特徴、将来性を徹底解説

『Brave(ブレイブ)』はトークンエコノミーを用いた次世代ブラウザです。広告表示がデフォルトでオフだったり、プライバシー保護に重点を置いていたりと、既存のブラウザと思想が異なる特徴的なプロダクトです … 続きを読む 次世代ブラウザ『Brave(ブレイブ)』の概要、特徴、将来性を徹底解説

次世代ブラウザBrave「広告を見ると報酬」システムをついに発表

広告表示がデフォルトでオフに設定されている次世代ブラウザの『Brave(ブレイブ)』が以前より開発を進めていた「広告を見ると報酬としてトークンを稼げる」システムを発表した。まずはBraveの公式ホーム … 続きを読む 次世代ブラウザBrave「広告を見ると報酬」システムをついに発表

The post 博報堂、デジタル広告をブロックチェーンのトレカとして集める新サービス開発 appeared first on Coin7 仮想通貨ニュースメディア.

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

NEW24/04/25 (木) 17:41

バイナンス、インド市場に復帰へ

インドのメディアであるTheEconomicTimesによると、バイナンスがインドの市場に復帰することが報じられました。AccordingtoIndianmediaTheEconomicTimes,B[…]投...

24/04/24 (水) 12:56

ワールドコイン、マレーシア政府関係者と会談

ChatGPTを手がけるOpenAI共同創設者サム・アルトマン氏らによって設立された、Web3プロジェクトWorldcoin(ワールドコイン)がマレーシア政府関係者との会談を実施しました。デジタル省管轄の政府機関である[...

24/04/24 (水) 12:27

The Machines Arenaがオープンベータ版をリリース|PC・Androidでプレイ可能

Roninを活用するブロックチェーンゲームの「TheMachinesArena」が、オープンベータ版のリリースを発表しました。このオープンベータはPCとAndroidユーザー向けに提供されています。TheMome[&#8...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW24/04/25 (木) 09:01

2024年4月25日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

4月25日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはAlgorand、下落率トップのはHedera Hashgraphでした。なお、過去7日間において、 Hedera Hashgraph が +58.50%と大きく上昇。

24/04/24 (水) 09:01

2024年4月24日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

4月24日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはHedera Hashgraph、下落率トップのはLiskでした。なお、過去7日間において、 Hedera Hashgraph が +95.34%と大きく上昇。

24/04/23 (火) 09:01

2024年4月23日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

4月23日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはThe Graph、下落率トップのはHuobi Tokenでした。なお、過去7日間において、 Lisk が +35.12%と大きく上昇。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能