ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

Tide、自身の個人情報を「完全にコントロール」して売れるマーケットプレイス発表

2019/03/06 09:33
Coin7

Tide、自身の個人情報を「完全にコントロール」して売れるマーケットプレイス発表

オンライン上で個人情報を管理するプロトコルを開発する『Tide Foundation』は、消費者が自身の個人情報をブロックチェーン技術によって「完全にコントロール」して売ることができるマーケットプレイス構想を公式サイトで発表した。

個人情報の第三者への転送も自身で管理

事業者にとって消費者の個人情報は有益だが、事前の許可なく情報を取得したり、第三者へ情報が転送されてしまうリスクがある。

一方で、消費者があらゆる個人情報の開示を拒むかと言えばそうではない。許可のない情報取得や第三者への転送リスクがないと判断できれば、情報の開示にも協力するはずだ。

Tideはブロックチェーンに個人情報を記録し、消費者自身がデータを管理できる状態で、マーケティング企業などへ個人情報を売ることができるオープンなマーケットを開発する。

消費者が企業へ個人情報を提供しようとするとき、Tideプロトコルが個人情報を暗号化する。逆に、暗号化された情報は消費者自身しか復号化できないキーを保有することで安全性が担保できる。

消費者主権の個人情報管理

プライバシーは人権以上に個人資産である、というのがTideのビジョンである。しかしこれまで、個人情報は当事者が管理しきれていなかった側面があった。

そのため、消費者は個人情報を開示することに対して極端に不信感を覚えてしまうことになる。この社会課題を解決するためには、消費者が主権となって個人情報を資産として管理できるソリューションが必要になる。

一方、企業側にとっても個人情報の扱いは難しくなって来ている。個人情報の収集は有益なマーケティング手段だが、消費者側が開示に対して不信感を持っているため、個人情報保護にリソースを投下しなければならない。

現状ではネット上の個人情報を保護するための手軽で安価なソリューションはないため、企業の貴重なリソースを個人情報保護で浪費してしまう。

Tideは「マーケティングのシンギュラリティ」としてソリューションを開発し、Tideプロトコルを提供する。消費者は自身の個人情報が完全に保護された状態でデータを提供し、自身の個人情報がどのように活用されたのかを確認することができる。

企業も導入が安価なブロックチェーン技術で質の高い個人情報をマーケティングデータとして取り入れることが可能になる。

横行する個人情報の搾取

ネット上の、主に広告にまつわる個人情報の取得は昨今、輪をかけて問題視されている。ユーザーが訪れたWebサイト上で、事前の許可なく個人情報を取得してマーケティングに利用されるケースが増えている。

背景には広告効果の精度を上げるための企業同士の競争が激化していることが挙げられる。Webサイトで取得された個人情報は、ユーザーの許可なく第三者へ転送されてしまうケースも多い。

Tideと同じく、ネット上のプライバシー保護の課題解決を目的にしたブロックチェーンソリューションは多い。

トークンエコノミーによってアドフラウド(広告詐欺)を防止する『MetaX(メタエックス)』や、デフォルトで広告表示がオフになっている『Brave(ブレイブ)』などがある。

アドテク×ブロックチェーンのMetaX(メタエックス)が日本で事業開始

ブロックチェーンを利用したアドテク企業のMetaX(メタエックス)が15日に日本オフィスをオープンした。アメリカと日本に拠点を構えることで24時間の顧客対応が可能になる。 メタエックスは世界展開の第一 … 続きを読む アドテク×ブロックチェーンのMetaX(メタエックス)が日本で事業開始

次世代ブラウザ『Brave(ブレイブ)』の概要、特徴、将来性を徹底解説

『Brave(ブレイブ)』はトークンエコノミーを用いた次世代ブラウザです。広告表示がデフォルトでオフだったり、プライバシー保護に重点を置いていたりと、既存のブラウザと思想が異なる特徴的なプロダクトです … 続きを読む 次世代ブラウザ『Brave(ブレイブ)』の概要、特徴、将来性を徹底解説

個人情報保護の関連記事

なぜブロックチェーンはデジタル広告に破壊的なイノベーションをもたらすのか

ブロックチェーンと聞くと「仮想通貨に利用される技術」という印象が持たれがちだが、仮想通貨以外にも用途はたくさんある。 あらためて振り返ると、ブロックチェーンが画期的である所以のひとつはプロダクトに「非 … 続きを読む なぜブロックチェーンはデジタル広告に破壊的なイノベーションをもたらすのか

国内初の業界団体『日本ブロックチェーン広告協会』が設立

ロケットスタッフ株式会社はブロックチェーン広告のガイドライン策定、勉強会やイベントの開催を目的とした業界団体『日本ブロックチェーン広告協会(略称:JBAA)』を設立したことを発表した。 近年、世界でブ … 続きを読む 国内初の業界団体『日本ブロックチェーン広告協会』が設立

The post Tide、自身の個人情報を「完全にコントロール」して売れるマーケットプレイス発表 appeared first on Coin7 仮想通貨ニュースメディア.

配信元: Coin7 仮想通貨ニュースメディア

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

NEW25/07/04 (金) 17:15

Instagramの「いいね」が資産になる時代、新星プロジェクト「Cygnus」がステーブルコインと共に切り拓く未来とは?

「普段何気なく使っているInstagramの『いいね』やコメントが、お金のような価値を持つようになったら?」まるで夢のような話ですがこれを実現しようとしている新しい暗号資産プロジェクト「Cygnus」が今、注目を集めて[...

NEW25/07/04 (金) 17:15

【今日の暗号資産ニュース】米金融政策による強気相場予測が話題、BTC ETFが急成長を記録

7月4日、ビットコイン(BTC)の価格は108,900ドル前後で推移しており、イーサリアム(ETH)は約2,560ドル、ソラナ(SOL)は約152ドルで取引されています。世界の暗号資産時価総額は3.44兆ドルで、ビットコ...

NEW25/07/04 (金) 17:15

IMF対パキスタン、ビットコインマイニング巡り国家戦略が激突

国際通貨基金(IMF)は、パキスタンが提案したビットコインマイニング事業向けの電力料金優遇策に対し期間を当初の6ヶ月から3ヶ月に短縮する形でのみ承認しました。IMFは市場への影響を懸念していますがパキスタンは国家戦略とし...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW25/07/04 (金) 09:01

2025年7月4日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

7月4日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはVeChainThor、下落率トップのはBitcoin Cashでした。なお、過去7日間において、 Boba Network が +15.80%の上昇。

25/07/03 (木) 09:01

2025年7月3日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

7月3日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはVeChainThor、下落率トップのはMatic Networkでした。なお、過去7日間において、 VeChainThor が +10.80%の上昇。

25/07/02 (水) 09:01

2025年7月2日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

7月2日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはPalette Token、下落率トップのはAlgorandでした。なお、過去7日間において、 Bitcoin Cash が +9.34%の上昇。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能