大手仮想通貨取引所Huobi Globalは、米国の法律と規制を遵守するコンプライアンス上の改革として、全ての米国人ユーザーのアカウントを11月13日に凍結することを発表しました。
資産の引き出し期限は11月13日
Huobiは世界130カ国以上に展開しており、様々な国や地域の法律や規制を厳守しています。
今回の米国人ユーザーの口座の凍結も、米国の暗号資産に関する法律や規制に沿って行うとのことです。
Huobi Globalは、ユーザーに対して資産をHuobiが米国進出のために018年1月に提携を結んだ新興取引所HBUSに移すように推奨しています。
「我々のユーザーは、米国在住者はHuobiのプラットフォームを使うことを禁止されていることに合意済みである。」
現在、Huobiの米国ユーザーはHuobiのプラットフォームの利用を禁止されていますが、実際には現在も多くの米国人ユーザーが利用しています。
このため、Huobiは数ヶ月にわたり段階的に米国のアカウントを閉鎖し、ユーザーをサンフランシスコを拠点とする戦略的パートナーであるHBUSに誘導してきました。
Huobiによると大口口座を持つユーザーは11月13日までに全ての資産の引き出しを完了させなければならないとのことです。
最低引き出し額を下回るユーザーに対しても、対応するとしています。
また、過去にプリペイドカードを購入したユーザーに対しても1:1でUSDTにて返金処理を行うとしています。
HBUSを通じて今後もサービス継続
Huobi Globalは米国市場から撤退するわけではなく、提携するHBUSを通じて今後もサービスを提供していくとのことです。
現在、HBUSでは合計20銘柄のUSDTペアを取り扱っています。
米ドル建てではビットコイン 、イーサリアム、リップル、USDTのペアを提供しているとのことです。
仮想通貨取引所バイナンスも同様の行動をとっています。
6月に米国人ユーザーのブロックを発表し、ユーザーをFinCENに登録済みのパートナー企業へ誘導しています。
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