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ロシア富豪Deripaska シベリアのBTCマイニングファームを水力発電で世界規模に

2019/11/26 00:13
Cripcy

ビットリバー(BitRiver) は1年前にブラーツク(Bratsk)に建設されたデータセンターで、すでに世界中のクライアントを獲得しており、米国、日本や中国などが含まれています。

データセンター運営にかかる膨大な電力と、コンピュータの冷却の為に必要な電力は莫大なものです。この二つの条件を一挙に解決できる場所が、気温が極寒で、電力は非常に安価なシベリアのブラーツクでした。

デリパスカ(Deripaska)が、BTCマイニングとデータセンターを、ソ連時代最大のアルミニウム工場のひとつと組み合わせて、水力発電を電力に活用し、世界最大級のデータセンターへと変えました。

エネルギー企業E+とのパートナーシップで水力発電活用

BitRiverはブラーツクのアルミニウム工場の近くに建物を借りています。この世界最大のアルミニウム製錬所は、製錬にかかるエネルギーが最大のコストであるため、水力発電所とともに1960年代にソ連によって建設されました。

ビリオネアのOleg Deripaskaのチームは、5年前に、ブラーツクにデータセンターを建設するというアイデアを思いつきました。
米国の制裁のターゲットにされた彼が管理していたものですが、En+ Group Plcとその共同体であるUnited Co. Rusalがブラーツク水力発電所とアルミニウム工場を所有しています。

これらの彼の企業への米国の経済制裁は、その会社を潰すことが目的ではなく、彼の財力を弱めることが米国の目的でした。
デリパスカ氏の企業は制裁下で10年余りを費やし、ようやく、彼の解任をもって米国財務省との協議で合意に至り、今年の1月に解除されたのです。

En+はブラーツクのアルミニウム工場に年間100メガワットを提供しています。安価で安定した電力は、工業規模でのBTCマイニングを可能にする重要な要素でもあります。

ビットコインネットワーク全体では、年間73テラワット以上を消費しているので、BitRiverはそれでも小規模なマイニングファームとなります。
ブラーツク水力発電所は年間22.5テラワット/h以上の電力を産出しておりその他の工業目的に使われていますが、理論的には、はるかに大きなビットコイン・マイニング施設相当を供給することが出来ます。

半減期を目前にしても尚

ビットコイン・ネットワークのハッシュレートは、毎秒106クインティリオン・ハッシュ以上に達しました。これは、以前に記録されたピークレベルに非常に近いものです。

マイニングは遅くなる日もありますが、それでも半減期を控えて、規模の大きい大抵のプールはそれらの報酬を最大化しようとしています。

現在の1BTC=7,200ドル(¥777,600)の価格でさえ、BTCの報酬は依然として魅力があります。
マイナーはビットコイン先物市場および今後のオプションマーケットでリスクヘッジをする可能性もあります。

ロシア連邦は243BTCノードをホストしており、世界のビットコイン・マイニングノードが多い上位10か国のひとつです。このレベルで保有しているいるということは、デジタル資産に対する現地の需要も示しています。

ロシア政府はマイニングに対して、特に、住宅用電力網を使用したマイニングに対して警告しています。しかし、デリパスカ氏は米国の制裁にもかかわらずグローバルスケールで新しいビジネスを開始するにこぎつけたのです。

BitRiverによれば、現在、マイニング施設のキャパシティを増やすためラックを増設しており、20,000台を超えるマイニングデバイスを保有し、67,000ユニットまで見込まれているそうです。

工業規模のマイニングでは、中国に遅れを取っていたのですが、ロシア最大規模のビットコイン・マイニングが「水」をキャッシュに変えた、と制裁を加えた米国で報道される状況にまで成長しています。

参考サイト:
“https://bitcoinist.com/newly-launched-siberian-bitcoin-mining-farm-russia-largest/”
“https://www.bloomberg.com/news/features/2019-11-24/seo-inside-russia-s-largest-bitcoin-mine”

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配信元: CRIPCY

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