UAE(アラブ首長国連邦)内で郵便サービスを提供するエミレーツ・ポスト・グループがUAEの建国記念日を記念して切手NFTを発行します。
合計で4つ発行される今回のNFTは、現実世界の切手とリンクしており、切手に記載されたコードをスキャンすることでロックが解除され対象のNFTにアクセスできる仕様です。
切手にはNFCリーダー付きのスマートフォンを使用して検証するためのロックされた暗号化NFCチップが含まれています。
![](https://crypto-times.jp/wp-content/uploads/2021/11/20211129-135429.jpg)
今回発行される4つの切手NFT|画像引用元:khaleejtimes.com
12月2日に発行予定の今回のNFTは、それぞれ下記の名前が付けられており、Golden Jubilee 2021(上記画像左上)の切手には1グラムの純金が含まれています。
- 『Golden Jubilee』 2021
- 『Spirit of the Union』1971
- 『Year of the 50th』 2021
- 『Projects of the 50th』 2071
Golden Jubilee 2021は2021UAEディルハム(約6万円)、その他切手は250UAEディルハム(約8千円)で販売されます。
エミレーツ・ポスト・グループCEOのアブドゥラ・モハメド・アラスラム氏は下記のように述べています。
“「当社は、事業における強力な技術インフラの確立に取り組んできましたが、この新世代の切手は、当社の能力と、お客様により良いサービスを提供するために、よりデジタルを中心とした企業への変革に向けた努力を示すものです。NFTのファンの皆様は、UAEのストーリーやマイルストーンをアピールする当社の切手を、収集、交換、取引することができます。- 引用元:khaleejtimes」”
UAEでは金融市場を監督、監視するSCA(証券・商品委員会)と呼ばれる機関が暗号資産に関する規制の取り決めを行っています。
今月9月には、SCAとドバイ世界貿易センター局(DWTCA)が合意し、DWTCA特別区域内での暗号資産取引や通貨の発行、上場などのサポートを行う予定であると発表しました。
記事ソース:Khaleej Times、Reuters
The post UAE大手郵便グループ、建国記念の”切手NFT”を発行 appeared first on CRYPTO TIMES