ここ数カ月のビットコインは、大きな三角保ちあいの中でボラティリティを縮小させながら推移していました。

24日にハッシュレートが40%も急落するという謎の事象があったことをキッカケに、ついに下方向へブレイク。数時間で13万円程度下落したあとは横ばいとなっており、今年の最高値150万円からはほぼ半値程度となる85万円前後で推移しています。

 

ブレイクした方向に大きなトレンドが発生するとお伝えしていましたが、ビットコインはこのまま下落し続けるのでしょうか?それとも反転し、100万円を回復するのでしょうか?

今後のシナリオと、売買戦略を考えていきます。

日足チャート分析

三角を保ちあいを形成していたビットコインは、24日の21時から翌日午前4時頃にかけて大暴落を起こし、明確に下方向へブレイクしました。

◇ビットコイン(BTC/JPY)日足チャート

日足の100EMA(指数平滑移動平均線)を明確に割り込んだ後に、短期のEMAがデッドクロスしているため、日足レベルでの下降トレンド転換は確実となりました。今後、重視すべき価格帯は、6月に揉み合いを見せた80万円(7500ドル)付近となってきます。

このラインを下抜けてしまうと、週足レベルでも下降トレンド入りとなってしまいます。

ですが以前からお伝えしているように、2020年にはビットコインの「半減期」を控えていたり、世界の多くの国が金利を引き下げていくことで、ビットコインなどのリスク資産への投資が活性化すると予想されるなど、長期的なファンダメンタルは上を向いたままです。

今後の展開として、80万円付近では反発を見せたあと、再度下降トレンドラインへ近づいていき、しばらく揉み合った後に上方向へのブレイクを見せるのではないかと予想しています。

下降トレンドラインをブレイクした場合、まずは100万円付近で止まると思われますが、その後の目立ったレジスタンスラインはあまりありません。

9月の高値付近である115万円に、8月の高値である130万円。ここを超えれば150万円となります。

そのため、もし早々に上方向へブレイクした場合は、現物で中長期的なポジションを仕込みたいと思います。

 

しかし、もし80万円で止まらなかった場合は、かなりの下落が想定されますので、長期的な売りポジションを持ちたいと思います。

1時間足チャート分析

では、短期の動きを見ていきましょう。

直近では上値を切り下げながら、小さな三角保ちあいを下方向にブレイクしました。

◇ビットコイン(BTC/JPY)1時間足チャート

 

ブレイクの瞬間、ローソク足の動きを見ていたのですが、どうしても下げ切れない、むしろしつこく買われているような動きをしながら落ちていました。

短期足で長い下ヒゲを付けては下げ、下ヒゲを付けては下げるといった、

プライスアクションを見ていると、売りづらい値動きをしています。

 

ではこの買いはどこから発生しているのか、それを考えていきます。

以下は、BTC/USDT建ての買いポジションの数を表すチャートです。

以前も紹介しましたが、このUSDT建てでロングを積んでいる大口投資家がおり、5月からこのポジションの利益確定が行われた場所が天井になっています。

この大口をはじめとした、大量の資金を保有するトレーダー達が個人投資家達のロスカットに買いをぶつけながら買い仕込みをしているのではないでしょうか。

 

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。