23日午後9時40分ごろ、ビットコインが急落。

86万円から80万円割れまで6万円ほど下落し、5月以来となる70万円台に踏み込む場面がありました。

◇ビットコイン(BTC/JPY)15分足チャート

これは、Googleがスーパーコンピューターの計算能力をはるかに超える「量子超越性」の実証実験に成功したことだと報じられたことが原因だと言われています。
参考:グーグル、スパコン越え「量子超越」を正式発表 仮想通貨ビットコインは暴落中

このニュースが流れたのは23日午後6時頃。その時間の仮想通貨は横ばい推移であり、これが急落の材料になっているとするには強引に感じます。

確かな下落の原因は分かりませんが、堅調に推移していたXRPがリップルのCM開始報道後に大きく上がらず、利食い売りが続出。それに伴い主要仮想通貨が売りが傾き軟調な展開になり、直近の安値付近まで下がったところで、ストップロスハンティングのような売り仕掛けが入った可能性が高いのではないかと考えています。

その証拠に、レバレッジ取引所最大手であるビットメックスの強制ロスカット情報を見ると、下落が始まる少し前からロスカットが発生しています。

出所:bullbearanalyzer.com

また、前日からの下落で中規模マイナーの損益分岐点(75~80万円)に近づいてきており、耐えられなくなったマイナー勢が保有するビットコインを投げ売りしてきた可能性も十分考えられます。

相場が下落した後にビットメックスのポジションを見ていると、買い比率は55%から45%に低下。この間、相場は動かなかったため、買い手が出てきていると共に、空売りポジションを丁寧に閉じていったのではないでしょうか。

今日の相場は、鉄火場が終わり様子見状態といったところ。しばらくポジション調整が進みそうです。

量子コンピューターの誕生でビットコイン価格は急落するのか

さて、今回の量子コンピューターでビットコインの暗号技術が瞬時に解かれセキュリティーが機能しなくなるという問題ですが、現状ではこの議論は無意味だと考えます。

なぜならば、現在のマイニングマシンよりもスーパーコンピューターでマイニングを行った方が速いのは間違いないと言って良いでしょう。しかし、スパコンでマイニングを行うという話は聞いたこともないですし、量子コンピューターであれば、なおさらです。少なくとも、ここ数年間では実現しないでしょう。
※一応、量子コンピューターは2023年には実用化されるとの予測が出ています

bitFlyerの創業者である加納裕三氏も、インパクトがあるものではない、とツイートしています。

現状、実現する可能性が極めて低い材料に関して心配しても仕方がありません。

つまり、「量子超越性」がビットコインの相場を動かしたのであれば、価格に与える影響は限定的と言えます。

また、もし量子コンピューターでマイニングが行われるようになった場合でも、量子コンピューター耐性のあるNEOやIOTAなどの仮想通貨もあり、ランポート署名という技術もあります。

技術の進歩と共に当然ブロックチェーン技術も進歩していますので、今のところ仮想通貨は量子コンピューターの誕生でも価格的に問題ないと言えそうです。

 

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