週末は仮想通貨市場が大荒れでしたね。
ビットコインは25万円を割り込み20万円台まで急落。
5月の大暴落の際の安値を割り込むこととなりました。
さて、前回の振り返りです。
「大きな下落が起きる可能性は少ないのでは。」
「しかし、25万円を割り込んでしまった際には、1時間で2,3万円の急落が起きる可能性」
前回記事:クリプト市場、全面安!下げ止まりなるか
25万円を割り込む可能性は低いと考えていましたが、見事に割り込んでしまいました。
完敗です。
アルトコインでは、イーサリアム(ETH)とイーサリアムクラシック(ETC)をメインに土曜日に買いにいきましたが、これが1日早く-10%ほどの含み損となってしまっています。
しかし、昨日ほぼリリース、アクティベートが決まっていたsegwit2xがリリース(本来は21日リリースの予定)されたことにより状況は一変。
一気に25万円台後半まで駆け上がることとなりました。
しかし、本日、日本仮想通貨事業者協会(JCBA)が『ビットコイン分岐危機に向けた対応』として、取引所において一時的にビットコインの受け入れ及び引出受付の停止を発表しました。
取引の停止ではないのがポイントでしょう。
では、これらを踏まえて今後のビットコイン相場を予想してみましょう。
メディア報道に踊らされ行って来いとなる展開
今回の発表は、早速NHKでもニュースになっています。
こうみると、取引の停止のように思えますが、JCBAには『入出金の停止』としか記載されておらず、取引を停止とするかどうかは業者によって異なりそうです。
しかし、まずはこういったニュースがTwitter、ウェブメディア、TVの順に駆け巡ることでしょう。
そうなると、投資家心理が悪化するためにビットコインの上値は重くなりそうです、
ボラティリティが大きいので下値目途はあてになりませんが、ざっと24万円前半あたりでしょうか。
しかし、segwit2x(ビットコインが軽くなるバージョン)のリリースされ、こちらは現状では20日までに採用されるようです。
そうなれば、ビットコインの目先の分裂は避けられることになります。
(専門用語を多発すると、混乱する人が多いと思いますので、端折っております。ご承知ください。)
ちなみに、segwit2xの採用は、80%が条件となるのですが、中国グループだけで50%が採用するといっているらしく、何人かの識者にヒアリングしたところ、ほぼ間違いなく80%はクリアするようです。
参考資料
(出所:Coin Dance Bitcoin Block Details )
よって、ビットコインの分裂は避けられるため、直近の高値を更新し26万円を突破!
まずは、28~30万円を目指すのではないでしょうか。
そのまま40万円を目指すという意見もありますが、そのあたりは売買高の増減をみながら判断したいと思います。
ただ、個人的にも3月のビットコインのハードフォーク問題が後退した後に凄まじい上昇を演じましたので、方向性と中期的なスパン(~11月)では十分あり得ると考えています。
個人的なポジションは25万円割れでショート。
上記の売買戦略に沿って、買い転換のタイミングを計っています。
今週はまだまだ荒れそうですが、値動きが激しくなる分トレーダーとして収益を上げられるチャンスです。
一方通行に動くような簡単な値動きにはならないと思いますので、アジア、欧州、ニューヨークと市場ごとに割り切った売買に徹しようと思います。
■7/18 20時追記
思いのほか相場が強く、bitFlyerのFXで三角持ち合いを上抜けてきたため、買いに転じました。
(出所:bitFlyer)
このポジションのロスカットは、三角持ち合いのラインの下限付近である251,200円に置いています。