7/11、7/12はビットコインが25万円台に突入し、仮想通貨市場は全面安となりました。
(出所:coincheckアプリ)
8/1のビットコインの分裂懸念で上値が重くなっていましたが、ようやく節目である25万円台まで下落したという印象です。
このあたりは、筆者もひろぴーさんもずっと書いていたことですので、「ようやく来た下落」という思いで売っておりました。
いつもの振り返りですが、『週末の安値を割り込むのは、時間の問題』としていたのがしましたので、参考になれたかなと思います。
それにしても、Liskを筆頭にアルトコインの弱さが目立ちましたね。
個人的に期待していたライトコインの反発は主要アルトコインでは市場弱く、その理由が読めないのが詳しいところです。
底打ち完了?
さて、ビットコインは節目である25万に突入したことで、下値レベルではある程度下げ切ったように思えます。
対ドルはどうでしょうか。
BTC/USD日足チャート
(出所:investing.com)
ギリギリの水準で止まっています。
対円では円安で少し高くなっていますが、世界標準のUSDチャートでは2200前半を割り込むと一気にした抜けそうな雰囲気ですね。
せっかくなので、人民元も見てみましょう。
BTC/CNY日足チャート
(出所:Tradingview)
人民元では直近の安値を更新しています。
これはかなり怪しい雰囲気ですね。対ドル、対円のどちらかが割り込めば下値余地が広がるとみて良さそうです。
しかし、個人的には大きな下落が起きる可能性は少ないのではなかと考えています。
その理由の一つとして挙げられるのが、売買代金の大きさと下落しても衰えない買い意欲です。
5月の大暴落の後は、出来高が3分の1くらいにまで落ち込み、投資家の傷み具合が伝わってきました。
しかし、今回はむしろ出来高が増えており、安値では100枚単位の大口の注文がバンバン入ってきています。
このあたりは、8/1のビットコイン分裂問題で避難していた資金の一部が流入してきたこともあるのでしょう。
昨日は26万円を割り込んだ際に、一気に急落するのかと思い見ていましたが、買い意欲が圧倒的に強く売り込んだ投資家は踏みあげられるかたちとなりました。
27万円台での推移がそれほどしっかりしていないことから、次に26万円台前半まで下落してしまうと、勢いでもう一度26万円台を割り込むことでしょう。しかし、そうなった場合でも潜在的買い需要が湧いきて25万円台で買い支えられるのではないでしょうか。
目先は、21日のsegwit2xリリースに向けて1週間程度となっていますので、このあたりの水準でもみ合いながら推移するのではないかとみています。
資金はbitFlyerのFX口座に入れて、短期売買に徹しています。
アルトコインでは、イーサリアムや反発の強かったAuger、factom、stratisあたりの急落を拾っていきたいと思います。
もし25万円を割り込んでしまった際には、1時間で2,3万円の急落が起きる可能性も否めません。
寝ている間に景色が変わっていた。。といった事態も想定し、25万円割れには買いポジションをひっくり返せるような注文をセットしておこうと思います。