材料一巡のビットコイン相場、売り方に一服感も

筆者: 松田康生

米中第一段階合意近い

昨日のビットコイン(BTC)相場は狭いレンジでのもみ合い。9万円幅での乱高下を終えて、落ち着きどころを探る展開が続いている。

先週末の中国当局の取り締まり強化を嫌気して下げていたBTC相場だが、週明けに71万円台で下げ止まると、環球時報による米中合意近しとの情報もあり反騰。その期待で米株が過去最高値を更新すると、一時80万円台を回復した。

しかし、中国商務省が交渉担当の劉鶴副首相がライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン米財務長官電話会談を行い、両国とも第1段階で残された問題について会話を継続することを確認したとしてドル高が進む局面ではBTCはついていけなかった。また夜に入り、トランプ大統領が「中国の習近平国家主席と話し、貿易合意を模索している」とし米株が連日の最高値更新するのにも反応薄となった。

一方、日本で仮想通貨代理店を名乗るビットマスターが100億円以上の債務を抱えて破産したが、こちらへの反応も限定的だった。

 

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

松田康生

松田康生

FXcoinシニアストラテジスト 東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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