新年、明けましておめでとうございます!

2020年が明け1週間が経とうとしています。2019年を振り返ってみると、30万円台から150万円へと上昇し、80万円付近でおえるというボラティリティのある相場でした。

2020年の注目すべきイベントとして、ビットコイン(5月)とモナコイン(10月)の半減期があります。4年に一度の一大イベントであり、過去には価格上昇へとつながっていることから、今年も目が離せないでしょう。

2019年は、フランスで国が認めたICOが行われたり、米国では下院で「仮想通貨法 2020」が提出されるなど、世界的な法整備の進展がみられました。また、中国がブロックチェーン技術の推進に舵を切ったことも基本的にはプラス材料であると考えられるため、2020年は好材料揃いのスタートとなりました。

年末に2020年の予想記事を書きましたので、(大学生の予想する2020年のビットコイン)も合わせて読んで頂ければと思います。

相場状況

さて、年初はビットメックスを始めとした主要取引所の出来高は減少し、機関投資家や個人投資家の年末休暇によるポジションクローズから仮想通貨相場は下落する動きが見られました。

参考: 海外仮想通貨取引所ではショート・ロングともに減少、目先は小動きの展開か

しかし、1月3日の朝から反発し、そこから10万円近く上昇を見せ、現在は85万円の価格帯で推移しています。

お正月が明けたことで投資家の資金が戻ってきたのでしょうか?昨日の相場を牽引したのがリップル(XRP)であったことから、バイナンスでのレバレッジ取引(なんと75倍!?)が開始されたことも要因としてありそうです。

いずれにせよ、ビットコインは12月から超えることのできなかった82〜85万円のゾーンを突破。日足レベルのチャートでは逆三尊を形成しているように見えます。

下値を切り上げながら直近の高値を突破したため、ダウ理論的には完全な上昇トレンドへの転換と見てよいでしょう。

そうなると、次のターゲットは150万円の高値から引ける下降トレンドライン(92万円付近)になってきます。ここを超えた場合はかなりの上昇相場が期待できるのではないでしょうか。

4時間足チャート分析

4時間足チャートでは緩やかな上昇チャネルをつくっていると見ています。現在はチャネル上限にタッチし、反発を見せてくれました。逆三尊のネックラインになる赤ゾーンを押し目として、さらなる上昇が期待できると考えています。

トレードは買いとなります。ただし、赤ゾーンの上限である84万円で買うと、損切りが82万円割れと広くなってしまいます。時間軸を1時間足にしてチャートを見てみましょう。

1時間足チャート分析

1時間足チャートでは、上昇ウェッジを描きながら上昇しました。かなり強いトレンドが出ていることが分かります。

買いを狙っていくタイミングとしては、上昇ウェッジの上限ラインへのリターンムーブと赤ゾーンが重なるポイントであるポイントを狙いたいところです。83万円前後は、この2つが重なっているため簡単には下抜けることができないゾーンでしょう。

そのため、その付近まで押し目があった際には積極的に買っていきたいと思います。