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新型コロナウイルス騒動で暴落するビットコインの底値はどこなのか?

筆者: JWマイニング

新型コロナウイルスが世界中で爆発的に広がるパンデミック状態になってから、ビットコインはパンデミック前より40%近くも暴落し、それを皮切りに他の暗号資産も連動するかたちで暴落しました。

その後は少し持ち直してはまた下落することを繰り返すなど、ビットコインなどの暗号資産の先行きは未だ不透明で、底値はどこなのか、今後は上向くのかそれともその逆なのか、市場はまだまだ不安定です。

そんな中、株式市場と暗号資産との間に相関関係があるという報告があがっています。この情報を参考にして、ビットコインの底値や今後の推移を推測していきます。

株式市場とビットコインには正の相関があることを発見

新型コロナウイルスの世界的感染拡大によって、株式が世界的に大きく下落していくという前例のない動きによって株式市場が一時ストップするなど、経済的な打撃が非常に大きなものになっています。

その影響の範囲は経済界や私達の日常生活だけでなく、暗号資産の価格にまで影響を及ぼしていますが、このような状況の中でSantimentが過去5年間にわたるS&P500指数とビットコインの相関を調査し、株式市場とビットコインに正の相関関係があることを発見したと発表しています。

S&P500指数とは端的にいうと米株式指標の動向を示す株価指数の1つで、時価総額をベースにした指数であり、機関投資家からは市場全体の動きを表す指標として利用されています。長期的に見た時の増減の繰り返しのグラフとビットコイン価格の推移のグラフを重ねると、ビットコインの価格が大幅に下落した時に株式市場との相関性が大きく上昇する可能性があると指摘しています。

具体的には、2018年の2月にビットコインの価格が1ヵ月ほどで8,000ドルも下落した時に、ビットコインとS&P500指数の相関係数が0.1から0.6に引きあがり、2018年の7月や2019年11月のビッとコインの下落時にもS&P500指数との相関係数が上昇したといいます。

これはつまり、ビットコインが大きく下落する局面と株式市場の動きはかなり似た様相を呈してくるということです。

ビットコイン相場の回復の予兆も発見

Santimentはビットコインと株式のS&P500指数の相関について、この2つの正の相関関係が低下して切り離された時に、ビットコインの価格回復の予兆になっていたとも報告しています。

例えば2018年4月にビットコインが6,850ドルの底値をつけ、S&P500指数との相関係数が-0.2までに低下した時に、ビットコインは9,300ドルまで上昇しました。この他にも、ビットコインが下落するところまで下落してS&P500指数との相関が低下すると、ビットコインは上昇トレンドへと転換してます。

ただしこれはあくまでもそういう傾向があるという話であって、例外の動きをすることももちろんあるので過信してはいけませんが、ビットコインがいつ底値をつけて上昇していくかどうかは、株式市場の動向も見ることによってある程度予測できると考えられます。

株式市場との相関から考察するビットコインの底値と推移

ここまでに述べたことから、Santimentは暗号資産市場の今後の動向について、暗号資産の代表格であるビットコインと株式のS&P500指数の相関を注意深く確認することで、トレンド転換の指標として重要な判断材料になるとしています。

例えば、ビットコインとS&P500指数の相関が低下しているから、暗号資産市場は今後回復していくだろうという見立てができるということです。またSantimentは、ビットコインの価格は株式市場よりも早く回復する傾向があるとも述べています。

以上のことから、今までは暗号資産の価格の上下に対して様々な要因が挙がって憶測が飛び交い、多くの暗号資産所有者がその度に様々な情報に翻弄されている傾向がありましたが、株式市場との相関を注意深く見守ることによって一時的な価格変動に振り回されずに、より冷静に暗号資産の運用が可能になると考えられます。

ビットコインは大きな動きを見せる可能性がある

それでは今後ビットコインの価格はどうなっていくかというと、株式市場との相関理論を適用するならば、先行きはまだまだ不透明なので予断を許さない状態ではありますが、4月2日時点では70万円台まで持ち直しているので、多少の上下はあってもそのまま上昇していく可能性があります。

ただ、新型コロナウイルスによる影響はまだまだ広がっていくと考えられるので、ビットコイン価格が下落傾向に反転する可能性も十分考えられます。

いずれにせよ、ビットコインは近いうちに大きな動きがあると考えられており、暗号資産アナリストのピーター・ブラント氏もビットコインが新しい強気の動きを始めるか、それともゼロにクラッシュするかはそう遠くない時期に分かるだろうと述べています。

この意見をみると、有名なアナリストでもビットコインの価格の行方を予測するのはなかなか困難であり、これといった予測ができれば誰も苦労しないだろうと思います。しかし、本記事で解説したS&P500指数もチェックするようにすれば、ビットコインの価格予測にいくらか役立てることはできると考えられます。

そのため、暗号資産を保有している方は目先の価格変動だけを見るのではなく、株式市場の動向や、株式市場の変動要因となりうる情報には網をはっておくことを推奨します。

 

<本記事ご協力>

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マイニングに新旋風!太陽光発電と新電力で高利回り実現! JWマイニング株式会社は、環境分野で豊富な実績を有する和上ホールディングスグループによって設立。 手軽にマイニング事業に参加出来る環境を国内自社ビルにてご提供。今後も有益な情報コンテンツを発信していきます。

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