先週は中国のICO規制、そしてご存じインターネット上で論争になっている中国のビットコイン禁止、またはビットコイン取引所が禁止で販売は可能など、様々な憶測と思惑が錯綜しております。
まだ中国人民銀行(PBoC)から正式な発表がなく、非常に市場が不安定な値動きをしております。
こればかりは本当にどう出てくるかわかりませんので、出たとこ勝負となりそうです。
既に直近高値から30%近くも下落をしているので、ここからさらに大幅な下落になるということはあまり考えられません。
また中国の取引量は世界の30%前後と、年初と比べると劇的に減少しておりますので、そこまで悲観的にならなくても良いように思えます。
今週後半の戦略を書いていきます。
ビットコイン円(BTC/JPY)日足チャート分析
出所:bitFlyer
今日現在も安値を更新中です。
取引所によって、先日のほうが安値を付けていたりしており、かなり市場の板が薄いことがわかります。
出来高を見てみると、徐々に減少傾向にあり、8月の50万円から40万円の下落、8月末から9月にかけての55万円から45万円の急落など、何度もガス抜きがうまくできています。そのため、ここ数日の値動きは安値を更新しても下髭で戻る値動きになったのかと思われます。
よって、そこまで悲観的にはみておりません。
中国当局の正式な発表がない限り、下値は40万円前後だと考えております。
本当にビットコインが禁止になる、またはその確証に近い報道がなされるならば、この限りではないのですが、それでも35万円ぐらいからは買っていきたいというのが個人的な感想です。
ビットコインの短い歴史を紐解くと、直近のように流動性が出て取引できるようになったのはまだ1年そこそこの話です。
常に大きな上昇後、30~40%の調整をしながら荒波を乗り越えてきました。
バブルかもしれませんが、非常に若い市場ですし、こういったサイクルが非常に短いスパンでやってきております。
今回もその類だと考えておりますので、30万円台はぜひ買ってやろうというスタンスで臨むと良いのではないでしょうか。
ETH/BTC日足チャート分析
出所:bitFlyer
イーサリアムの相場予測です。
反転の形状だったのですが、中国ICO規制で完全に上抜けを失敗した形です。
ICOの資金調達はイーサリアムベースで行われていることが多いため、今後も上値が重い展開だと考えております。
BTCに対しても下落傾向です。
サポートラインを割り込むとさらに下落するでしょう。
イーサリアム円も3万円割れ必至だと考えております。
こちらは深い調整を覚悟しておいたほうが良いように思えます。
2万円台前半まで押し戻されるように考えており、まだイーサリアム投資は見送り様子見姿勢で良いように感じます。
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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。