こんにちは、ひろぴーです。
今回はテクニカル分析でも基本の一つ、RSIのダイバージェンスの使い方、及び実践取引事例についてご紹介します。
RSI関連記事:RSI使い方:BTC(ビットコイン)編
さて、今回使うRSIの数値設定は『14』になります。
仮想通貨FXの場合はボラティリティが非常に高いため、RSI9の設定で一般的にFXや株式市場でも認知が高いですが、正直まだ使い物になりません。
ですので、今回はRSI14のほうで設定をしてご紹介しております。
RSI14 ダイバージェンス押し目買いパターン
出所:GMOコイン
こちらは10月18日のビットコイン円のFXチャートです。
4時間足になりますが、この当時、BTC円は急落しておりました。
RSI14の使い方は、0〜100のレンジにて、30以下は売られすぎ、70以上は買われすぎと判断するテクニカル指標です。
この局面ではRSI14が30を一時的に割り込んでおります。
これは相場が過剰に売られすぎのシグナルを発しているのです。
その中でもさらに過剰に相場が反応した際、ローソク足とRSIが真逆の動きをする場合があります。
普段は馴れ合って似たような動きを演じるのですが、このような局面では、市場の歪みを教えてくれるのです。
添付チャートを御覧ください。
ローソク足が下落しているのですが、RSIは下落せず、むしろ上昇気味に推移をしております。
この逆行した現象を『ダイバージェンス現象』と呼びます。
このダイバージェンスのシグナルは、相場が売られすぎと判断して、危険信号を発してくれているのです。
このシグナルが発生後は、やがて相場が反転することが多く、警戒が必要です。
持っているポジションを閉じたり、反転を狙った新規エントリーに使うと有効です。
さて、このあとBTC円はどうなったのでしょうか?
ダイバージェンス後、相場は反転!
ご覧の通り、この後上昇し、2日かけて10万円以上も値上がりしたことが確認できました。
実は10月18日の短期的な急落は押し目買いの大チャンスだったというわけですね!
ここで1BTC でも取引していれば大きな利益を獲得することができました。
非常にシンプルなのですが、RSIのダイバージェンストレードはたったこれだけです。
RSI実践的使い方まとめ
- 1.ローソク足の値動きがオーバーシュートした際にRSIと比較してみる。
- 2.逆行した動きをしていないかどうかを確認する。
- 3.ダイバージェンスが確認できたら迷わず、反転狙いでエントリーをしてみる!
- 4.さらに安値を更新してしまったらすぐに損切り、逆に下げ止まり+反転したら辛抱強く待ってみる。
これができるようなりますと・・・・。
僕はこの日、ダイバージェンスを発見した後、5BTCを578,000円で購入しておりました。
その5日後には68万1740円で売り抜けることに成功をしました。
このトレードは51万8700円の利益となったわけです。
見事なグッドトレードとなりました。
また他のポジションも似たような時期に売り抜けた理由もいくつかあります。
実は数日後、70万円に接近をした後、上昇パターンのダイバージェンスを発生させていたのです。
ですので、この動きを確認したとき、利食いシグナルと捉えてポジションを手仕舞いしました。
逆にここで売りから入ればもう一度利益を獲得できていたかもしれません。
この動きに気づいたのはこのチャートの半日後でした。
ですので、持っていたポジションを全て閉じたのです。
上記の運用履歴で67万円台や68万円台で僕が売り抜けているのはそれが理由です。
10月23日以降、ビットコイン円の値動きがどうなったかは確認頂ければおわかりになるでしょう。
以上、今回はGMOコインの仮想通貨FXについてご紹介をしました。
RSIトレードは初心者でも上級者でも使える基本的なトレードパターンです。
ぜひ、仮想通貨初心者の方はこのRSIの使い方について覚えて頂ければと思います。
また、GMOコインの仮想通貨FXアプリは国内で最も使いやすいツールの一つです。
ぜひ、ダウンロードだけでもすることをおすすめしますので、みなさんも使ってみてくださいね!
ビットコインでFXができるのはGMOコイン↓↓
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。