ビットコインが上昇起動に乗りつつあります。

中国当局からの規制も物ともしておりません。

併せてリスクオフ=ビットコイン買いの市場のテーマになりつつあります。

対ドルでビットコインが最高値を更新しました。

 

bic/usd

 

ビットコインドルの日足チャートですが、ついに最高値を更新です。
1200ドルにタッチする瞬間もあり、さらに期待が高まっております。

対ユーロでも高値を更新しており、ビットコイン円に遅れること2ヶ月、こちらも史上最高値を更新してきました。

理由として引き金になったのが、米国のビットコイン投資信託のETF上場です。
ETFが上場となれば、一定の期間ETFに組み入れる為の買いが入ってきますので、ビットコイン相場にとってはかなりポジティブとなります。

個人的にはさらに米ドルが同じタイミングでベア(弱気)市況だったため、そのタイミングも重なったのかと思われます。
2017年2月は、ドル円が下落基調も貢献したのかもしれません。

ビットコインだけではなくその他の仮想通貨もが投資対象になるとすれば、イーサリアムなどにも影響が出てくるでしょう。

 

中国当局からの指摘は、いつも押し目買いのチャンス!

BTC/JPY
(出所:bitFlyer)

 

代わってビットコイン円です。

2017年の1月から急落を実演しましたが、結局、価格が戻ってきております。

このタイミングは、中国の四大ビットコイン取引所が監査対象になりました。
恐らく、中国の外貨準備高の減少している金額とビットコインの取引量が近い数字だからだと思われます。

2017年末に、ついに中国の外貨準備高は3兆ドルを割り込みました。

1ヶ月間で円建てにしますと、6〜15兆円規模で中国の外貨準備高が減少しておりましたが、それ相当のビットコインの取引量が中国国内でありました。

中国の投資家が、資金をビットコインを投資て海外に逃している証拠なのでしょう。

そういった実需的な需要もあり、ビットコインが使われております。

中国当局が規制を強める意味がよく分かります。

ただ、そういったビットコインについてネガティブな内容でも短期間で戻ることが多く、毎度のこと買い場になることが多いです。

恐らくビットコイン円も、近々最高値を更新していくのではないでしょうか。

米国のトランプ政権が先行き不透明になりつつあればあるほど、ビットコインに資金が集中しやすい環境にもなのではないでしょうか。