ポイント
・2万ドル台で下げ止まる
・暗号資産業界で人員削減の動き続く
・今晩のFOMCでの75bp利上げ予想相次ぐ
・事前アナウンス通り50b利上げならポジティブサプライズか
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は続落。年初来安値を下抜けた勢いのまま下落を続け、2万ドル(約270万円)台でようやく下げ止まると、2万2000ドル(約300万円)近辺での取引が続いている。
先週金曜日の米CPIでインフレのピークアウトが否定されたことで俄かにリスクオフが再燃すると、17%で調達した資金をDeFiなどで運用していたセルシウスで取り付け騒ぎが発生、同社が入出金を停止したこともありBTCは2万5000ドルの年初来安値を更新した。
週明けの米株オープン後、22,000ドル近辺で一旦反発を見せたが、再び下落に転じると、アジア時間の午前中に20,800ドルまで下落した。
2万ドル台に突入した達成感や中国株の反発もあり、2万2000ドル台に回復するが、BlockFiやCrypto.com、Coinbaseなど業界大手企業からの人員削減報道が続く中、上値も重い展開が続いた。
その後、水曜日のFOMCに向け、従来のコンセンサス50bp利上げに対し75bp利上げを予想する声が急拡大、不透明感が強まる中、市場全体に様子見姿勢が強まり、BTCも2万2000ドル近辺でのもみ合いに終始している。
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