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ビットコインの高勝率シグナルが点灯|今後の仮想通貨相場見通しは

筆者: 児山 将

ビットコインが直近の高値から50%の下落があった場合、2017年から2022年4月までの期間では、その後の3カ月で上昇する確率は100%。上昇率は、平均して50%ほどあることが分かっています。

高値を付けた年月 半値になった年月 3カ月以内の最大上昇率 高値まで戻す期間
2017年12月 2017年12月 69.10% 3年
2018年7月 2018年11月 6.10% 1年2カ月
2019年6月 2019年11月 48.70% 1年5カ月
2020年2月 2020年3月 94.40% 5カ月
2021年4月 2021年5月 58.50% 6カ月
2021年11月 2022年1月 52.50%

参考:ビットコイン投資のヒント|大きな利益を出すためのタイミングを探る


今回の下落相場において、直近の高値を3月28日につけた596万円とすると、50%の下落は298万円です。

ビットコインは、6月14日に280万円まで値を下げたことにより、この下落幅に到達したことになります。今回もこの売買サイクルが機能した場合、3カ月以内に447万円前後までの上昇が期待できることとなります。


しかしながら、株式市場がなかなか好転しないことや、米大手融資サービスのセルシウス・ネットワーク出金停止などの問題が続いていることにより、反発する兆しが見えないようにも思えます。

相場がこの先どうなるのか、金融機関でディーラーを務めていた楽天ウォレットシニアアナリストの松田康生氏と、同じく金融機関のディーラー出身である個人投資家N氏に先行き見通しを聞いてみました。

仮想通貨の底打ちはあるのか

結論としては底打ちの材料が全くない。しかしながら、MVRV ratioがもう少し下落したあたりから現物を買っていこうかと考えています。

・MVRV ratio 

MVRV(時価総額対実現価値)比率は、資産の時価総額を実現資本で割ったものとして定義されます。

相場の回復のためにはリスクアセットの上昇も必要となります。株式市場は7月までの利上げである程度下落すると考えられることから、そのあたりを目処に一旦底打ち(次は9月から中間選挙以降の上昇の仕込みどき)を見込んでいます。

また大口のクジラのウォレット数も減少しているもののまだ本格的に売り込んできてはいないため、この動向で判断は重要でしょう。(N氏)


FRBは今回のFOMCで0.75%利上げするが、次回は0.50%にとどめるかもしれないとし、市場に配慮をみせた。この結果、株・BTCともに底割れは避けられたが、反発も小規模にとどまっている。

大手デリバティブ取引所であるBITMEXの元CEOであるアーサー・ヘイズ氏が指摘している2万ドル割れでの相場の下落加速は、その近辺の大きなストライクの下はしばらく目立ったストライクがない。そのため、ある程度相場が下げれば、そこから下げが加速する可能性があるという意味で、来週24日の3四半期末の大型期日近くには2万ドル割れが意識されるかもしれない。

このように来週もFRB議長の年2回の議会証言が控えているが、一昨日よりお伝えしている様に、BTCは大きく下落した翌々日から数日間反発する傾向があることから、直近は底堅い展開が予想される。(松田氏)

米経済状況に注意

米国の景況感や住宅指標などの経済指標や、原油高継続のインフレなどをみると、今後数カ月もあまり良い経済状況だとは思えません。消費者信頼感指数は、歴史上一番低いところまでセンチメントは悪化しており、これから利上げの影響が出ることを考えると明るいとは言えないでしょう。

個人的には、9月の利上げがある場合は8月あたりがちょうど織り込んで、そのあたりから反転するタイミングとなる可能性を考えています。

アメリカでは中間選挙もあります。選挙が近づくにつれ、リップサービスのように良いことを言い始めることや、年末に向けて株高で推移しやすいというアノマリーがある中を考えると、株式市場の下落は意外と年内はあともう少しというところまできているのではないかとも思っています。

材料があるわけではないですが、大体流れに沿って意外と良いニュースが出たりし始めるので、その流れやシナリオをベースとしてニュースでいつ底と判断するかは考えています。(N氏)

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

児山 将

児山 将

みんかぶ暗号資産(みんなの仮想通貨)プロデューサー 大学4年時にFXを始め、卒業後は飲食店の店長として勤務するも、相場に関りたくみんかぶに転職。記事執筆とサイトディレクションを担当。2015年より暗号資産(仮想通貨)に将来性を感じ、当時1円だったXRPに注目。暗号資産(仮想通貨)以外にも株式、FX、商品CFDなど多岐に渡る金融商品のコンテンツを作成。個人投資家との交流に注力しています

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