ビットコイン、まだ予断を許さないか?

筆者: 松田 康生

ポイント

・2万ドルを挟んでもみ合い
・ヘッドアンドショルダーのネックラインがサポート
・記録的損出しでポジションは軽そうだが、DeFi関連からの売り圧力も
・議長議会証言や3四半期末のオプション・先物期日を控え、方向感出にくいか

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場はもみ合い推移。週末に1万7000ドル(約230万円)台まで下落、2万ドル(約270万円)近辺をネックラインとするヘッドアンドショルダーを形成すると、そのネックラインにサポートされる展開が続いた。

米欧利上げを嫌気したリスクオフやテラ問題の余波ともいえるレンディングプラットフォームの相次ぐ取り付け騒ぎを嫌気し週末に20,000ドルを割り込んだが、ドージコイン関連で集団訴訟を受けたEマスク氏が同コインのサポートを続けるとしたこともあり、CME先物開始に向けて全戻しに成功した。

オンチェーンデータ分析のGlassnodeによれば、BTC市場では3日間合計で過去最高の70億ドルの損失が発生した一方、小口のウォレット数が急拡大していると報告された。

CMEが開始すると一旦2万ドル割れに失速したが、金曜日に出金を停止したレンディング・プラットフォーム、Babel Financeが債権者と債務期日延長で予備合意に至ったとしたこともあり、ヘッドアンドショルダーのネックライン付近でサポートされた。

午後に入ると、欧州株の持ち直しもあり、米株先物が3万ドルを回復、BTCも20,000ドル台に値を戻したが、米市場が振り替え休日となる中、やや方向感に欠ける展開が続いている。


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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
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松田 康生

松田 康生

楽天ウォレットシニアアナリスト|東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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