ビットコイン、FRB議長議会証言で分かったこと

筆者: 松田 康生

ポイント

・2万ドル近辺に反落
・FRB議長証言では不況入りの可能性に言及
・議会の空気感もインフレ抑制優先か
・うまく下げ止まっても本格回復にはしばらく時間がかかりそう

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場は上値の重い展開。2万1000ドル(約285万円)台で上値を重くするとじりじりと値を下げ、一旦は2万ドル(約270万円)近辺で反発を見せたが、その後2万ドルを割り込んだ。

テラ問題の余波でDeFi・レンディング市場での信用不安の連鎖が落ち着きを見せ始め、米3連休明けの米株市場が上昇して始まると、BTCは2万1000ドル台半ばまで上昇。

CME先物ベースのBTCショートにベットするETFがローンチされたこともあり上値を重くすると、原油価格が下落、米株先も下落に転じ、リセッション(不況)入りが懸念されていると伝わる中、BTCもじりじりと値を下げた。

2万ドルで一旦サポートされ、パウエルFRB議長証言の冒頭のテキストが公表され、2%インフレ目標にこだわるもそれほどタカ派な内容でなかったことを受け、安寄りしていた米株が反発、BTCも上昇した。

しかし、質疑応答で議長が、意図してはいないが、不況入りする可能性を示唆、ソフトランディングは非常に難しいとの認識を示すと2万ドルを割り込み、その後は2万ドルを挟んでのもみ合いが続いている。

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
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松田 康生

松田 康生

楽天ウォレットシニアアナリスト|東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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