ポイント
・2万1000ドルトライ
・ウォーラー・ブラード両氏は75bp支持
・一時7割まで上昇した7月FOMCでの1%利上げの織り込みは3割に低下
・本日はブラックアウト前の最終日、1%利上げ見送りのメッセージあるかが焦点
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は底堅い展開。2万ドル(約275万円)台に乗せると、2万1000ドル(約290万円)に肉薄している。
13日発表の米CPIは+9.1%と非常に強い数字となり、BTCは一時1万9000ドルを割り込んだが、米大統領が数字は古いものでガソリン価格下落を織り込んでいないとしたことで米株が反発したことや、DisneyがNFTなどの開発でETHのセカンドレイヤープロジェクトであるPolygon(MATIC)を採用するとアナウンスしたことでMATICやETHが上昇する中、BTCも2万ドル台回復に成功した。
その後、経営危機が噂されていたレンディング企業セルシウスが米連邦破産法11条に基づく破産を申請したとの報もあり一旦2万ドルを割り込んだ。
海外時間に入ると、FRBのウォーラー理事が7月のFOMCでは75bp利上げを支持するとし、7割近くに達した市場の1%利上げ織り込みは行き過ぎていると指摘。
同じころ日経新聞がブラード・セントルイス連銀総裁のインタビューで同氏も75bp利上げを支持すると伝えたこともあり、先物市場における1%利上げの織り込みは3割程度に低下、米株も上昇、BTCも値を上げた。
米国で人気の取引ツール・ロビンフッドがERC20トークンであるUNISWAP(UNI)取り扱いを開始、UNIとETHが上昇したこともBTCをサポートした。
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