ビットコイン、本日の小売売上高とFOMC議事録で動意が出るか

筆者: 松田 康生

ポイント

・2万4000ドルを挟んでのもみ合い
・小売企業決算良好で米株高もついていけず
・一目の雲の上限と100日移動平均線に上値を抑えられており、上抜けには材料不足か
・本日は小売売上高とFOMC議事録とイベントが続き、動意が出る可能性

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場はもみ合い推移。一昨日に2万5000ドル(約335万円)上抜け後、2万4000ドル(約320万円)を挟んでのもみ合い推移が続いている。

BTCは、中国のサプライズ利上げを受け2万5000ドル台乗せに成功したが、その後に発表された経済指標が軒並み悪化、中国株が急落する中、2万4000ドル近辺に反落していた。

その後、発表されたNY連銀景況感指数も予想を大きく下回り、世界同時不況への懸念が意識される展開に、米株は利上げペース鈍化期待から上昇を続けたが、BTCは2万4000ドル近辺でのもみ合いを続けた。

Coindeskによればハッキング被害から一時1セントまで暴落していたDeFi AcalaのステーブルコインaUSDが運営側の対応により93セントまで回復、BTCも若干強含んだが、上値の重い展開が続いた。

そうした中、5月の第Ⅰ四半期決算発表時には数字が奮わず株価が急落していたウォルマートや同じく小売り関連としてホームデポの第2四半期決算に注目が集まったが、結果は両社とも良好で株式市場をけん引したが、BTCはついていけなかった。


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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

松田 康生

松田 康生

楽天ウォレットシニアアナリスト|東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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