何がビットコインを暴落させた?昨晩のCPIショックを解説

筆者: 松田 康生

ポイント

・2万ドル割れまで急落
・米CPIコアが強く米金利上昇、ドル買戻し、米株下落
・米政府の備蓄原油買戻し観測が追い打ちに
・9月FOMCでの1%利上げ観測はやや過剰反応か

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場は大きく下落。金曜日に1万9000ドル(約275万円)台から2万1000ドル(約300万円)台に上昇、週明けに2万2000ドル(約315万円)台乗せに成功したが、昨晩急落すると、今朝方一時2万ドル(約290万円)を割り込んだ。

先週のパウエル議長講演やECB理事会、米雇用統計などを無事に通過、9月FOMCでの75bp利上げをほぼ織り込んだとして週明けの米株市場が堅調に推移する中、BTCは月曜日に2万2000ドル台乗せに成功した。

その後も底堅く推移したが、CPIへの警戒感もあり、1か月ぶりに突入した一目均衡表の雲の上限が控えている2万3000ドルを前に上値を抑えられた。

そのCPIはヘッドラインが前年同月比+8.3%(予想+8.1%)、コアが+6.3%(同+6.1%)といずれも事前予想を上回った。特にFRBが注目するコアが前月の+5.9%から大きく上昇した。

これを受け、米2年債金利が3.5%近辺から3.7%台半ばまで急上昇、ドル買戻しが鮮明となる中、BTCは2万1000ドルを割り込んだ。

更に、米政府が備蓄原油補充を検討していると伝わると原油価格が反発、9月FOMCでの1%利上げ観測まで浮上、BTCは更に値を下げ一時2万ドルを割り込んだ。


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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

松田 康生

松田 康生

楽天ウォレットシニアアナリスト|東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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