ポイント
・概ね1万9000ドル台でのもみ合い
・オプションカットからCME期日に向け2万ドルワンタッチも失速
・週明け、原油高・ドル高の流れに一時1万9000ドル割れも下げ渋る
・アノマリー的に10月入りはプラス、中銀への信認低下が進めばチャンスも
週末のBTC相場
週末のBTC相場は引き続き概ね19,000ドル台でのもみ合い推移。金曜日の夕方から未明にかけて一時2万ドル（約290万円）台に乗せたが、その後は1万9000ドル（約275万円）台での取引が続いた。
3四半期末のDeribitのオプションとCME先物の期日集中日を前に、1万9000ドルと2万ドルのオプションストライクの間での取引が続いていた。
日本時間17時のオプションカット後、やや値を下げたが、CME先物の最終取引時間に向けて買戻しが優勢となり、一時2万ドル突破に成功した。
その後、失速すると、米長期金利が上昇、米株が前日比マイナス圏に値を下げる中、1万9000ドル台半ばに反落した。
日曜日にCoinbaseで米銀からの入出金が一時停止するトラブルが発生したことを嫌気してかじりじりと値を下げたが、その後復旧、相場はやや戻した。
今朝方、週末のOPECプラスの減産検討報道もあり原油先物が上昇、為替相場もドル買いに傾く中、アルト主導でBTCは一時1万9000ドルを割り込んだが、同水準で下げ渋っている。
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