ポイント
・1万9000ドル台での推移
・朝方上昇も一目均衡表の雲の下限に抑えられる
・共産党大会明けの中国株失速、利上げペース鈍化期待で米株は続騰
・スナク氏は暗号資産推進派、官民挙げての暗号資産開発ブーム到来の予感
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は底堅い展開。1万9000ドル（約285万円）近辺で下げ渋ると、朝方1万9000ドル台後半に上昇。しかし2万ドル手前で上値を抑えられている。
BTCは、アルトコインの上昇もあり昨日の未明から明け方にかけて週末もみ合っていた1万9000ドル前半のレンジを上抜けると、ジョンソン英元首相が再出馬を断念したことを好感したリスクオンもあり1万9000ドル台後半に上昇した。
一目均衡表の雲の下限にあと100ドル強まで迫るも上値を抑えられると、政府日銀が覆面介入を実施したせいかドル円相場が149円台から145円台に急落、円建てBTC価格も下落した。
共産党大会中に発表が延期されていた中国の３QのGDPが3.9％と政府目標を大きく下回ったことや習近平一極体制とIT業界への締め付け強化への懸念などを嫌気してか香港株が大幅安となり、BTCもじりじりと値を下げていった。
海外時間に入ると暗号資産推進派とされる英スナク元財相の首相就任が確実となり、また金曜日の流れを受け米株が堅調と推移する中、BTCはCME先物が今朝方開けた窓埋めを完了すると切り返し、底堅く推移している。
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