ビットコイン週後半投資戦略(3月22日〜)
アルゼンチンで今週開催されておりました、G20財務省・中央銀行総裁会合は無事閉幕。
仮想通貨規制の世界的枠組みや取り決めが初めて議論されまっしたが、各国で温度差があるようでした。
また開催前日に金融安定理事会(FSB)から仮想通貨規制を各国に拒否するように事前に通達があり、相場は反転しました。
世界のGDPの1%未満の産業を規制することは望ましくないという意見のようです。
この金融安定理事会とは、世界主要25カ国の中央銀行や財務省、各国の金融規制委員会、IMF、BIS(国際決済銀行)などで形成されている名前の通り、金融システムの安定を担うために設置された世界の監督機関の一つです。
BISの本部に金融安定理事会の事務局が設置されており、この発信には本当に驚きでした。
最終的に次回の7月のG20である程度意見をまとめて、世界的基準となるガイドラインをまとめる方向で一致したようです。
直近のニュースでも、特に新興国が自国通貨をデジタル通貨化へ加速の動きをみせておりますし、少しずつ国レベルで前向きな方向に向かいつつあるように感じました。(ベネズエラや南アフリカ、トルコ、イランなど。)
今年は仮想通貨規制の年になると思いますが、良い規制と枠組みの策定に期待して見守る時期が続くと考えております。
さて、今週後半のビットコインの投資戦略を練りたいと思います。
ビットコイン/円(BTC/JPY)日足チャート分析
出所:DMM Bitcoin
先日は80万円を一瞬割れるか割れないかの展開となり、そこから前述のニュースで価格が反転をしました。
現在、100万円のレジスタンスラインに阻まれており、上値を抑えられております。
今週末までに100万円を超えることができますと、短期的なショートカバーを誘発すると思いますので、110万円手前ぐらいまで上値を伸ばせるのではないかと考えております。
押し目は90〜95万円ゾーンでしょうか?
小生は押し目買いを繰り返しながらFX取引で回している最中です。
利食いのターゲットは105〜110万円を想定しており、再度100万円をバックに買いを狙う戦略です。
100万円以上で定着できますと、3月下旬は100〜125万円のレンジに再び移行するでしょう。
オシレーターのRCI52も陽転しそうですし、RCI26はボトム圏で推移ですがこちらが上向き方向で推移を始めれば、テクニカル的にも上昇しやすい形状になってきます。
もうしばらくレンジ相場は続くと考えておりますが、4月〜5月のタイミングで130万円を超えることができれば、次のステージは130〜150万円のレンジ移行だと考えております。
まだ我慢の時期ですが、短期トレードを織り交ぜながらコツコツ拾っていくスタンスを継続したいと思います。