ビットコイン、アルト主導で今朝方失速、その背景を考える

筆者: 松田 康生

ポイント

・今朝方1万6000ドル台前半に失速
・FTXが海外資産売却の方針
・FTT暴落とFTX破綻は同社特有の問題との見方広がる
・そうした見方はアルトコインへの不安の裏返しか

週末のBTC相場

週末のBTC相場はもみ合い推移。1万7000ドル(約240万円)手前で上値を抑えられると、今朝方1万6000ドル(約225万円)台前半に値を下げている。

FTXを巡るヘッドラインが続くものの、市場の関心はその破綻による連鎖に移りつつある中、木曜日はそうしたニュースが出なかったこともあってか、BTC相場はじりじりと上昇、金曜日に1万7000ドルをトライした。

しかし、その手前で上値を抑えられると、香港の暗号資産OTC業者Genesis Blockのサービス停止なども嫌気され上値を重くした。

英大手運用会社マンが暗号資産ヘッジファンドを立ち上げるとの報に1万6000ドル台半ばで下げ止まると、その後は動意の薄い展開が続いた。

土曜日深夜、FTXが海外資産を売却する方針を示したことで相場は上昇したが、再び1万7000ドルを前に上値を抑えられた。

その後もリップル社がFTXの資産に興味を示すとの報があるも上値が重い展開が続き、今朝方はソラナなどアルトコインが下落。交換所トークンも値を下げる中、BTCも1万6000ドル前半に値を下げている。


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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

松田 康生

松田 康生

楽天ウォレットシニアアナリスト|東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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