ポイント
・1万7000ドル台乗せ
・DOGEの上昇をきっかけに全面高、暗号資産のセンチメントは回復気味
・FRB議長講演を市場はハト派と受け取りリスクオンへ
・SBF氏のコメントも市場の不安心理の低減に繋がるか
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は上昇。一昨日未明に1万6000ドル(約220万円)近辺でサポートされると上昇に転じ、1万7000ドル(約235万円)台に乗せている。
BTCは、BlockFiの破産申請を受け1万6000ドル割れをトライするも失敗すると、1万6000ドル台半ばまで反発した。
昨日の朝方、先週大きく上昇するも今週に入り反落していたDOGEが上昇。先週の高値を更新する中、BTCも連れ高となり一時1万7000ドル台を回復した。
その後、やや上値を重くしたが、パウエルFRB議長講演で12月FOMCで利上げ幅を縮小する見通しを示したことを好感し、米長期金利が低下、米株も上昇、ドル売りの流れの中でBTCは再び1万7000ドル台に乗せた。
ただし、ドル円が2円近く下落した影響で円建てのBTC価格上昇は限定的だった。
注目のサム・バンクドマン・フリード(SBF)氏のコメントだが、昨日時点でTiffany Fongというインフルエンサーが同氏との電話インタビューをYouTubeで公表。今朝方、NY TimesのDealBook Summitというイベントでオンラインでのインタビューに応じた。
同氏はFTXが顧客から預かった証拠金を兄弟会社アラメダの融資の担保に流用したことは認めたが、一部報道にあるような資産隠しや詐欺の意図はなく、リスク管理に失敗したと述べている。
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