ポイント
・2万9500ドルトライするも抜けきれず、2万9000ドル台前半でのもみ合い
・SECがコインベースにBTC以外の暗号資産上場廃止を要請していたことが判明
・デサンティス候補はバイデン政権が暗号資産に対し「戦争」を仕掛けていると非難
・本日のISM、週末の雇用統計で市場の楽観シナリオを狂わせる数字が出るかに注目
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は引き続き上値は重いが、底堅い展開。何度か2万9500ドルをトライし跳ね返されるも、2万9000ドル(約410万円)手前では底堅さを見せた。またドル円の上昇で円建て価格はやや値を上げている。
先月24日に1か月近く続いたレンジの下限2万9500ドルを割り込むと、サポートがレジスタンスとなり上値を押さえ、一方で2万9000ドルではサポートされ、2万9000ドル前半でのもみ合い推移が続いている。
昨日も未明に2万9500ドルをトライするも、Defi Curveからの不正流出を受け、失速。しかし2万9000ドル手前でサポートされると、再び2万9500ドルをトライした。
なんとかワンタッチに成功したが、上げ渋っていると、FT紙が、SECはコインベースに対しBTC以外のすべての暗号資産の取扱い停止を要請。それに応じれば、米国における暗号資産業界を実質的に消滅させることになると同社は訴訟を選んだとのCEOのインタビューを報じ、若干相場の重石となった。
海外時間に入ると2万9500ドルを再トライするも失敗、その後、コインベースでのログイン障害なども報告され失速したが2万9000ドル近辺では下げ渋っている。
先週金曜日のYCC柔軟化を受け、為替市場では当面、次の政策変更はないといった見方がBuy the Fact気味に出回り、また植田総裁が金融政策正常化ではないとしたこともあり円安が進行、円建てでは420万円近辺まで値を伸ばした。
・今日の見通し|本日のBTC相場は底堅い展開を予想
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