今度こそ本当なのか!
そんな声が上がってきそうなニュースがでてきました。
SBIグループの仮想通貨であるSBIバーチャル・カレンシーズ(SBIVC)は、取引所サービスを早ければ2017年の秋にはスタート、遅くとも2018年年初にはスタートするといっていました。
しかし、その後は取引所のハッキング事件や中国の大手取引所Huobiグループとの資本業務提携の基本合意解消などがあり、業登録を受けているにもかかわらず未だサービスが始まらない状況。
年末には口座開設の先行申し込みを行っていたのですが、5ヶ月も経過しているともはや意味がないように思えます。
そんなSBIVCですが、4/26(木)に行われた決算説明会において、代表取締役社長である北尾氏は「取引所のサービススタート時期は早ければ夏」と発言しました。
Huobiとの提携を解消した際に、『SBIグループのリソース活用による、強固なセキュリティと充分な処理能力を有するシステム構築の目途が立った』としており、他取引所のホワイトラベルではなく自社開発の取引システムをリリースする模様です。
また、北尾社長は取扱通貨に触れ、メジャーな仮想通貨であるビットコイン(BTC)、ビットコイン・キャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)を想定していると話しました。
そして、仮想通貨の販売所の売りと買いの差(スプレッド)が広いことを批判。
スプレッドを業界最小に設定し、業界トップとなると自信を見せました。同グループであるFX会社のSBIFXトレードのスプレッドが業界最狭水準にあることを考えると、これは期待できる内容です。
また、同社のSBI証券などの金融関連グループ企業の口座は合計で850万口座もあり、それらの顧客流入も見込めるために口座数を一気に伸ばすことも考えられます。
SBIグループは日本の証券会社で資産預かり高がトップ5に入り、時価総額は大和証券グループ本社に次ぐ3位。海外でも知名度があることから、サービス開始はマーケットにとってポジティブ。当然新たな投資マネーの流入も考えられます。
ようやく100万円を回復したビットコイン。
昨日はマウントゴックスのウォレットからビットコインが送金された騒動もありましたが、相場は大きく切り返しを見せています。
非常に需給が良いなかこういったニュースが続くとなると、もうしばらく相場は堅調に推移するのではないでしょうか。
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