1.仮想通貨リップル(XRP)とは何か
リップル(Ripple、XRP)とは、米国のベンチャー企業リップル・ラボ社が開発しているネットワークシステムの事です。
このシステムは国際送金や決済に特化しており、ビットコインや従来の銀行間国際送金と比較して送金スピードが格段に速く、それでいて手数料が圧倒的に安い所が特徴です。
XRPはその送金システムで機能するデジタル資産となります。
比較 | 従来の銀行間国際送金 |
ビットコイン |
リップル |
時間 | 3~5日 |
10分以上 |
4秒 |
トランザクション/秒 | 制限なし | 6件 |
1500件 |
コスト | 約3,000円 | 約50円 |
約0.03円 |
2.仮想通貨リップル(XRP)の価格
下記チャートをご覧ください。
リップルは2017年末に高騰して一時400円まで達しました。この1年前は30円ほどでしたから、およそ10倍以上になっています。
その後ピークを打って価格は下がってしまいましたが、それでもまだ60円。去年と比較して2倍以上ですので力強いですね。
出所:ビットバンク
リアルタイムのリップル(XRP/JPY)の価格情報とチャートはこちら↓
3.仮想通貨リップル(XRP)の将来性
リップルは2018年後半から飛躍的に成長していく
リップル(XRP)の将来で最も期待されているのが、送金サービスの実用化でしょう。
リップルはこれまで日本を含む世界中の銀行や、国際送金サービス大手のマネーグラムやアメックスなど多くの有名企業と提携してきました。
昨年12月頃からSBIリップルアジアの内外為替一元化コンソーシアムを使った実証実験が始まり、今年の2018年5月には三菱UFJでブロックチェーンを使った実証実験が行われて、それぞれ成功裏に終えています。
今後の予定ですが、早ければ秋にもスマートフォンアプリがリリースされ、りそな銀行、SBIネット住信銀行、駿河銀行等、大手銀行によって商用化が始まります。
そうです、これまで提携、実証実験などは準備期間でした。2018年後半からはいよいよ本番。
6月CNBCによるリップル社CEOインタビューでもこのように述べています。
「リップルのサービスが主要銀行で年内にも稼働開始する」
商用化が始まれば今以上に多くの人に注目され、さらに価値が高まっていく事でしょう。
また、先日リップルを取り扱う国内大手、SBIバーチャルカレンシーズが一部ユーザー向けに取引所サービスを開始しました。
まだ試験的な位置づけですが、一般開放など本格始動するのは7月からになります。
SBIと言えば証券口座数で日本一を誇る超大手ですから、多くの株投資家の参入が見込まれるとともに、リップルの価格上昇も期待できるでしょう。
4.仮想通貨リップル(XRP)が購入できるオススメの取引所
ズバリ、リップルを購入するならレバレッジ取引はGMOコイン、現物取引はビットバンクをおすすめします。
レバレッジは価格が上下した際、効率的に収益を上げる事ができるのが特徴です。現物取引はじっくり取引したい方に向いているでしょう。
どちらもメリット・デメリットがありますので、両方登録して上手く使い分けると良いでしょう。
4-1.リップル(XRP)のレバレッジ取引ならGMOコインがオススメ!
国内でレバレッジ取引ができる取引所は数多く存在しますが、リップルのレバレッジ取引ができるのはGMOコインとDMM Bitcoinだけです。
GMOコインとDMM Bitcoinのレバレッジはそれぞれ5倍と4倍です。
大きな違いとしてGMOコインの方が圧倒的にスプレッドが狭いため、筆者はGMOコインをオススメしたいと思います。
スプレッドが広いと購入時点で損失が出てしまうのでなるべく避けたいですね。(スプレッドとは売買時の価格差の事です。)
4-1.リップル(XRP)の現物取引なら圧倒的取引量を誇るbitbank
リップルを現物で取引するのであれば、取引量が重要となります。
国内の仮想通貨取引所では、bitbankの取引量が圧倒的に多く1日あたり13億円程度の売買代金を誇ります。
そのため、リップルを現物取引するのであればbitbank以外に選択肢はないと言っても過言ではないかもしれません。
5.まとめ
数あるアルトコインの中で最も実利用に近いと言われるリップル。
2018年から始まる実用化によって価値の上昇が見込まれます。
これから仮想通貨を始める方は、選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。
さらに詳しく知りたい方は「リップル(XRP)の買い方とおすすめの仮想通貨取引所を紹介」
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