ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

Stellar(ステラ/XLM)の特徴、購入方法と将来性を解説

2018/09/06 04:37
Coin7

ステラの基本情報

コインの名称/Stellar Lumens

ティッカー/XLM(旧名STR)

時価総額/3,760億円~7,144億円

総発行量/1,000億枚(毎年1%ずつ増加)

現在の発行量/約188億枚

公式サイトへのリンク

ステラは、2014年にICOを経て公開された仮想通貨です。近年急速に増えてきた仮想通貨の銘柄の中では、比較的歴史のある銘柄になります。同じ2014年公開の仮想通貨の中にはイーサリアムがあります。

公開当初の名称はステラ、ティッカー名はSTRでした。ですが2015年にアップデートされ、ルーメンに改名、ティッカー名もXLMに変更されています。しかし現在でもPoloniexなど一部の取引所では、STRで表記しています。

現在国内でステラを取り扱っている取引所はありません。以前はミスターエクスチェンジが取り扱っていましたが、ミスターエクスチェンジは閉鎖してしまいました。

海外の取引所では、BinanceやPoloniexなどが取り扱っています。

ステラの目的は円滑な送金です。送金を目的とした仮想通貨としてはリップルがあります。似ているところも多くありますが、細部を覗くと異なる部分も存在します。ステラとリップルを比較します。

ステラとリップルの共通点

ステラとリップルの共通点は以下の2つです。

  • マイニングを一般公開していない
  • ジェド・マケーレブが関与している

マイニングを一般公開していない

リップルとステラは共に、マイニングを一般公開していません。リップルのマイニング方式は、XRP LedgerあるいはPoC(Proof of Consensus)と呼ばれています。これはマイニング参加者を信頼できる人に限定することでマイニングの信頼性を確保するという方式です。

一方ステラのマイニング方式は、ステラコンセンサスプロトコル(SCP)という独自方式です。SCPはXRPLedgerの前身であるRipple Ledger consensusを改良したもので、信頼できる人のみでマイニングを行うなど基本的な性格は非常に似ています。

リップルやステラがマイニングを一般公開していない理由は、承認速度を速くするためです。迅速な承認は送金の円滑化に繋がります。元来の目的である円滑な送金のためにマイニングを一般公開していないわけです。

ジェド・マケーレブが関与している

仮想通貨業界には様々な著名人がおり、ジェド・マケーレブもそのひとりです。現在ジェド・マケーレブは、ステラの発行体であるステラ財団の共同創業者を務めています。しかしステラ財団を創業する前はリップルの開発にも関わっており、2014年に破綻したマウントゴックスの創業者でもあります。

なおジェド・マケーレブは、2011年にマウントゴックスをマルク・カルプレスに売却しました。そのため2014年の破綻には関与していないと見られています。

ステラとリップルの相違点

ステラとリップルの相違点は以下の2つです。

  • ステラ財団は非営利団体
  • 提携している企業が多彩

ステラは非営利団体

営利企業であるリップル社の目指す送金サービスの提供は、利益を上げるための手段のひとつです。ネットワークを利用するたびに減少するよう設定されている仮想通貨のリップル総発行量の変化も、徐々に相場が高騰するように考えられての仕組みです。

一方ステラ財団は非営利団体です。利益を考慮する必要がないため、手数料を極力抑えることが可能です。総発行量を毎年増加させるという仕組みも、長期的に見て相場が安定することが目的です。

提携している企業が多彩

ステラの提携企業で注目したいのは業種の多様性です。ステラと提携している企業の中で最も有名なのはIBMでしょう。ブロックチェーン開発を目的にステラ財団と技術提携したIBMは、2018年7月にステラのブロックチェーンを使った新しい仮想通貨ストロングホールドとの提携も発表しています。

ステラは金融機関との提携も推進しています。ヨーロッパ全土に送金サービスを提供しているテンポ、アフリカで国境を越えたデジタル決済に取り組むフラッターウェーブ、振興市場向けの金融インフラ提供で受賞経験もあるニュージーランドの銀行KlickExなどとも提携しています。

他にも会計事務所、ソフトウェア会社、IoT、貿易関係の企業までステラと業務提携を結んでいます。今のところリップルほど提携企業は多くないですが、業態の幅ではステラの方が多彩になっています。

ステラの将来性

ステラの問題点は、牽引してくれる国が現段階で不在というところです。かつてのビットコインは、中国が率先して取引を行いました。そんな状態を見ていたステラは、中国からではアクセスできないFacebookと今でも連動しています。これによりステラは中国からの影響を抑えることに成功しました。

しかし中国の影響を排除したしたためにステラの市場の成熟度は、同じ2014年に公開したイーサリアムや似た目的を掲げているリップルと比較しても遅くなっています。

ステラの取引通貨ペアを見てみると、3位に韓国ウォンがランクインしています。このまま韓国での取引高が増える、あるいは日本のような未上場国に上場できれば市場も成熟し、将来性も高まっていくと予想されます。

The post Stellar(ステラ/XLM)の特徴、購入方法と将来性を解説 appeared first on Coin7 仮想通貨ニュースメディア.

配信元: Coin7 仮想通貨ニュースメディア

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

NEW25/10/05 (日) 16:30

ビットコインETF週間流入32.4億ドル、史上2番目の規模を記録

米国の現物型ビットコインETFへの先週の資金流入が32.4億ドル(約4,777億円)を記録し、2024年1月の承認以来、週間流入として史上二番目の規模となりました。この記録的な流入と共にビットコイン価格は一時125,70...

NEW25/10/05 (日) 15:30

ビットコイン、史上最高値を更新|年末20万ドル突破の可能性も?

2025年10月5日、ビットコイン(BTC)が今年8月の過去最高値を再び更新しました。同通貨は一時125,700ドルまで上昇を見せています。この価格は前年同日の62,000ドルから約102%上昇しており、暗号資産市[&#...

NEW25/10/04 (土) 20:30

予測市場ポリマーケット、高市氏勝利を見抜けず|次期首相予測で大外れ

暗号資産を利用した海外の予測市場「ポリマーケット(Polymarket)」が日本の次期首相をめぐる予測を大きく外し、話題を呼んでいます。市場は選挙戦の大半で小泉進次郎氏の圧倒的優位を示していましたが、実際には決選投票の[...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW25/10/29 (水) 09:01

2025年10月29日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

10月29日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはPalette Token、下落率トップのはFilecoinでした。なお、過去7日間において、 Bitcoin Cash が +15.98%の上昇。

25/10/28 (火) 09:01

2025年10月28日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

10月28日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはPalette Token、下落率トップのはPancakeSwapでした。なお、過去7日間において、 Bitcoin Cash が +17.38%の上昇。

25/10/27 (月) 09:01

2025年10月27日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

10月27日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはBitcoin Cash、下落率トップのはMONAでした。なお、過去7日間において、 Bitcoin Cash が +19.54%の上昇。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

関連通貨

通貨名 価格 24H変動比
XLM/JPY 48.536 -0.027 (-0.05%)
XLM/BTC 0.000003 +0.000000 (1.77%)

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能