まだまだアツいバイナンス(Binance)
バイナンスのローンチパッドであるMaticが4月24日に締め切りとなり、新たなIEOがスタートします。
今年はICOではなく、IEOが流行りつつあります。IEOとは、イニシャル・エクスチェンジ・オファリングといい、大手取引所のトークンベースで資金を集め、その取引所に上場するスキームです。
2017年はイーサリアムベースでのICOが流行りましたが、今年はIEOが大きく盛り上がりそうです。
イメージとして、ある取引所に上場するときにERC20トークンを発行。そして、ファミリーコインとして大幅上昇のサイクルに乗せるといったところでしょうか?
メリットとしては、取引所による厳密な審査が行われること。また取引所トークンの買い需要が増えることがあり、これは双方にとってメリットが大きいのです。
つまり、世界最大の取引所であり、時価総額3700億円のバイナンスコイン(BNB)を持つバイナンスの勢いはまだまだ止められないように思えます。
さて、注目のBNBのチャートを見てみましょう。
バイナンスコインチャート分析
まずは日足チャートです。
◇バイナンスコイン(BNB)日足チャート
出所:TradingView
ついに、史上最高値の25ドルを更新してきました。
これは2018年1月、ビットコインやイーサリアムが史上最高値を付けていた時です。
仮想通貨が低迷していると言われながらも、明らかな成長がみられた通貨がBNBでした。
世代交代先として選ばれつつあり、時価総額もまだ3500億円前後ですから、伸びしろは十分あるでしょう。
直近のサポートラインを引いてみましたが、22.50ドル、22.00ドル、20.00ドル付近が押し目買いのポイントとなりそうです。
4時間足チャート分析
4時間足に時間軸を落としてみましょう。
◇バイナンスコイン(BNB)日足チャート
出所:TradingView
38.2%押しは絶好の買い増しポイント?
フィボナッチ・リトレースメントを引いてみました。
22ドルのサポートラインと、フィボナッチの38.2%が重なります。
条件が重なるポイントはトレンド転換となりやすいため、もしここまで下落してきた場合は絶好の押し目買いの機会となりそうです。
このローンチパッド終了後に売りに押される場面が出てくると思いますので、そこで22ドル付近まで下落する可能性が高そうです。
その後、次のIEOに向けてまたBNBの買い実需が増えてくるはずですから、再び上値を追いかける展開を予想しております。
次回のIEOを相場はまだ織り込んでいませんので、その上昇を狙った売買戦略となります。
思い返すと、2017年のICOブームの際のイーサリアム(ETH)の上昇はこの程度でありませんでした。
5月半ばから6月半ばまでの約1カ月で、1万円だった価格があっという間に5万円にまで上昇し、ビットコインを遥かに凌ぐ上昇率を見せたのです。
今回も、この時のような値動きを期待して買い戦略でいきたいと思います。
※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。